HOME » コラム » 5選 » 「知らないおじさんが話しかけてきて予想を披露してくる」。競馬ファンなら共感する“予想あるある”5選 » ページ 4
keiba_aruaru_image_2
イラスト:田村正一

④新聞に馬体重などいろいろと書き込むうちに、紙面がよく見えなくなる

 競馬予想をする上で、当日の馬体重は欠かせない重要な要素です。特に競馬場の紙面派にとっては、この情報がレース予想の最後のピースとなることも少なくありません。しかし、馬体重が発表されるのはレース発走の約60分前。馬券購入の締め切りも近づく中、慌ただしく数字を書き込むことになります。

 その結果、新聞には走り書きが増え続け、どこに何を書いたのか分からなくなってしまうことも。さらに、勢い余って書き込んだ内容が雑になり、後で見返しても自分ですら解読不能という事態もしばしばです。

 最近ではスマホやタブレットで情報を整理する人が増えていますが、紙面派の人々にとっては、この混沌としたメモが逆に「自分らしさ」として受け入れられているのかもしれません。一見不便そうですが、その紙面を手にして予想を続ける姿には、競馬の楽しみが詰まっているようにも思えます。

1 2 3 4 5