5位 サトノダイヤモンド(8億6,624万円)
性別:牡馬
戦績:18戦8勝 [8-1-3-6]
主な勝ち鞍:菊花賞、有馬記念
2013年にディープインパクト産駒6年目の世代として誕生したサトノダイヤモンドは、額にあるダイヤ型の流星が名前の由来となっている。2億円を超える高値で取引されたサトノダイヤモンドは、デビューから圧倒的な強さで3連勝を果たしクラシックを迎えた。
しかし、一冠目の皐月賞では3着、続く日本ダービーはマカヒキに8cm及ばず 2着と、惜しくも春のクラシック制覇はならなかった。悲願のクラシック制覇へ、秋の菊花賞でようやく本領を発揮。
春の実績から1番人気に支持されると、道中は中団に位置。最終コーナーで徐々に順位を上げ、絶好のポジションにつけ直線に入ると、最後は2着に2馬身半差をつけ勝利。
クラシック最後の一冠で、悲願のGIタイトルを手にした。この勝利はディープインパクト産駒としては初の菊花賞制覇となった。
この三冠レースでは3着、2着、1着と合計で約2.4億円を稼いだサトノダイヤモンドは、勢いそのままに古馬初対戦の有馬記念に出走した。先頭で逃げるキタサンブラックを外から懸命に追走して最後はクビ差で競り勝ちゴール。
3歳でグランプリ制覇を果たし、約3億円を獲得した。また、この年は菊花賞、有馬記念の勝利が評価され、年度代表馬に選出された。
4歳以降はGⅠ勝ちこそなかったが、GⅡを2勝するなど総獲得賞金は8億円を超え、その名の通りダイヤモンドの輝きを見せた。