ルメール様のこれまでの朝日杯FS
では、ルメール様のこれまでの朝日杯FSを振り返ってみよう。
こうして見てみると、2010年以降は、毎回、人気よりも着順を落としていることが分かる。
過剰人気するルメール様とはいえ、これは異常事態である。
一方で、1番人気に支持されたのはグランアレグリアの1回だけであることも分かる。1番人気に乗ることが当然のルメール様からすると、これは馬質に恵まれてないとも言えるだろう。
そもそもルメール様のお手馬と言えば、サトノクラウン、サトノダイヤモンド、レイデオロ、イクイノックスなどに代表されるように、皐月賞→ダービーといった王道ルートを進まれる馬が大半であり、そういった馬は朝日杯FSのような日陰G1を選択しないのだ。
他でいうと、中山開催がルメール様の手と合わなかったのかなというのが事前の予想であったが、阪神開催に変わったのは2016年で、もうそれを言い訳にすることもできなさそうだ。