ルメール様と外国人騎手の直接対決
では早速であるが、今回の主旨である外国人騎手がいる時のルメール様の成績について見ていこう。
ルメール様が外国人騎手と対戦したレースは全部で2170レースであった。
まず過去10年、ルメール様の成績は下記である。
・勝率:24.7%
・複勝率:53.6%
・平均人気:2.3倍
それが外国人騎手と対戦した時の成績はこのようになる。
・勝率:23.1%
・複勝率:52.1%
・平均人気:2.5倍
それほど大きな数字ではないが、勝率、複勝率ともに下がっていることが分かるだろう。(民からの支持率さえ、下がっている。民の軽薄さが如実に出ていて私は悲しい。皆、もっと深く信仰すべきである)
つまり、「ルメール様は他の外国人騎手が来た時に、意識しちゃってる説」を否定することはできない結果となってしまった。
※外国から騎手がやってきたとなったらそれなりの馬が用意されることも多いし、海外の名手も多いのだから日本の軟弱騎手と対戦するより成績が下がるというのは、ルメール様の意識云々関係なく当然の様な気もするのだが、それを言い出したらこのコラムの主旨が崩壊するので、気にしないことにする。当たり前のことを当たり前に考えていたら、こんなコラムは書けないのだ。