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2025年天皇賞(秋)を制した時のマスカレードボール
2025年天皇賞(秋)を制した時のマスカレードボール

現役時代、圧倒的な強さで春のクラシック二冠を制したドゥラメンテは、骨折により菊花賞への出走が叶わず、三冠の夢は絶たれた。復帰後は3戦すべてで連対を外さない安定感を示したが、靭帯と腱の損傷により現役を引退。種牡馬として産駒が活躍する中、大腸炎で9歳の若さでこの世を去った。今回はその後継候補5頭を紹介する。[4/5ページ]

④マスカレードボール

 次に紹介するのは、現役最強馬との呼び声も高いマスカレードボール。母のマスクオフはJRA1勝馬も、祖母ビハインドザマスクは重賞3勝、半姉マスクトディーヴァは重賞2勝を挙げた良血馬である。

 デビューから連勝で出世レースのアイビーステークスを制すと、初の右回りとなったホープフルステークスでは11着と大敗したが、3歳初戦の共同通信杯では左回りに戻って快勝。

 再び右回りの皐月賞では3着となるも、左回りのダービーではクロワデュノールの2着と、世代上位の実力を示した。

 ここまでは世代トップクラスの1頭という扱いであったが、夏を経て出走した天皇賞(秋)では、レース上がりが32秒9という究極の瞬発力勝負を制して、G1初制覇。

 初の古馬相手となったが、ミュージアムマイルとの史上初となる天皇賞(秋)での3歳馬ワンツーを完成させ、世代のレベルの高さを見せつける内容であった。

 そしてさらに強さを示したのが、続くジャパンカップ。天皇賞(秋)の1000m通過が62秒0に対して、1000m通過57秒6という全く異質のレース。

 それでも力を発揮し、従来のレコードを上回るタイムで走破してのアタマ差2着と好走した。

 勝ち馬カランダガンには世界クラスの脚を見せつけられてゴール前で屈したが、懸念されていた中3週も難なくこなし、日本馬大将格として申し分のない走りを見せた。

 明け4歳シーズンは、海外・国内含めて始動戦を検討中とのこと。同世代のミュージアムマイルやクロワデュノールとともに、今後の日本競馬を背負って立つ存在となってもらいたいものである。

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