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2006年有馬記念を制したディープインパクト
2006年有馬記念を制したディープインパクト

武豊騎手は、1987年のデビュー以来、JRAの数々の記録を更新し続けてきた現役トップジョッキーである。通算18度の全国リーディング、前人未到の4600勝を達成し、海外を含むG1レースで通算100勝が目前に迫っている。今回はそんなレジェンド・武豊騎手の「年度別獲得賞金ランキング」をトップ10形式で振り返る。[9/10ページ]
※( )内は中央競馬で獲得した賞金。

第2位 2006年(43億3,689万1,000円)

年間178勝

勝利した中央重賞

■GI
2006年12月24日 有馬記念:ディープインパクト
2006年11月26日 ジャパンC:ディープインパクト
2006年6月25日 宝塚記念:ディープインパクト
2006年5月7日 NHKマイルC:ロジック
2006年4月30日 天皇賞(春):ディープインパクト
2006年2月19日 フェブラリーS:カネヒキリ

■GII
2006年10月14日 デイリー杯2歳S:オースミダイドウ
2006年9月17日 ローズS:アドマイヤキッス
2006年8月20日 札幌記念:アドマイヤムーン
2006年4月29日 青葉賞:アドマイヤメイン
2006年3月25日 ゴドルフィンマイル:ユートピア
2006年3月19日 阪神大賞典:ディープインパクト
2006年3月5日 弥生賞:アドマイヤムーン
2006年2月18日 京都記念:シックスセンス

■GIII
2006年12月16日 愛知杯:アドマイヤキッス
2006年11月5日 ファンタジーS:アストンマーチャン
2006年7月9日 七夕賞:メイショウカイドウ
2006年4月23日 アンタレスS:フィフティーワナー
2006年3月4日 チューリップ賞:アドマイヤキッス
2006年2月5日 共同通信杯:アドマイヤムーン

 前年にコンビで三冠に導いた4歳馬のディープインパクトなどで挙げたG1・6勝含む重賞19勝を飾り、43億3000万円以上を稼いだ2006年が、トップ2に輝いた。

 36歳9か月の武豊はまず、1月8日に史上最速・最年少でJRA通算2700勝を達成。さらに、アドマイヤムーンに騎乗して2月のG3共同通信杯を制して、もはや“ノルマ”となった20年連続でのJRA重賞制覇を成し遂げる。

 そしてこの年は、相棒ディープインパクトと挫折も経験する長い旅路が完結する時でもあった。

 G2阪神大賞典で復帰したディープインパクトは楽勝スタートを決め、結局国内唯一の黒星となった前年末の有馬記念でハーツクライに敗れたうっ憤を晴らした。続く天皇賞(春)、宝塚記念を連勝した同馬は秋の凱旋門賞挑戦を決める。

 7月23日に、37歳4か月で史上最速・最年少でのJRA通算2800勝を達成した武豊。日本馬、そして自身にとっても悲願の優勝へ向けて、フランス・ロンシャンの地でディープインパクトとともに凱旋門賞へ挑んだ。

 現地オッズでも単勝1番人気で臨んだ武豊とディープインパクトだったが、直線でいつものように弾けるところがなく、3歳馬レイルリンクと6歳牝馬プライドの2頭に生涯初めて差されてしまい、3着という結果に終わった。しかもレース後には禁止薬物の検出による「失格」の汚名まで背負わされてしまった。

 途方に暮れていた武豊だったが、レジェンドは陣営とともに、次のレースが勝負と前を向き、復帰戦のジャパンC、有馬記念を連勝で、ディープインパクトを有終の美へと導いた。

 武豊はこの年も、5年連続、そして歴代最多を更新する自身9度目のJRA賞「騎手大賞」(最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手の3冠)授賞を果たした。

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