HOME » コラム » ランキング » 【武豊の年度別獲得賞金TOP10】最も稼いだ年は驚異の44億円超!伝説を作ったベストイヤーはいつ? » ページ 7
1999年ジャパンカップを制したときのスペシャルウィーク(写真左)
1999年ジャパンカップを制したときのスペシャルウィーク(写真左)

武豊騎手は、1987年のデビュー以来、JRAの数々の記録を更新し続けてきた現役トップジョッキーである。通算18度の全国リーディング、前人未到の4600勝を達成し、海外を含むG1レースで通算100勝が目前に迫っている。今回はそんなレジェンド・武豊騎手の「年度別獲得賞金ランキング」をトップ10形式で振り返る。[7/10ページ]
※( )内は中央競馬で獲得した賞金。

第4位 1999年(38億9,362万円)

年間178勝

勝利した中央重賞

■GI
1999年11月28日 ジャパンC:スペシャルウィーク
1999年10月31日 天皇賞(秋):スペシャルウィーク
1999年6月6日 東京優駿:アドマイヤベガ
1999年5月2日 天皇賞(春):スペシャルウィーク

■GII
1999年11月27日 CBC賞:アグネスワールド
1999年10月17日 京都新聞杯:アドマイヤベガ
1999年3月21日 阪神大賞典:スペシャルウィーク
1999年3月14日 報知杯4歳牝馬特別:フサイチエアデール

■GIII
1999年12月11日 シリウスS:ゴールドティアラ
1999年5月22日 武蔵野S:エムアイブラン
1999年2月28日 アーリントンC:エイシンキャメロン
1999年1月17日 シンザン記念:フサイチエアデール

 前年にマークした169勝の年間最多勝記録をさらに更新する178勝を挙げ、8年連続10度目の全国リーディングに輝くなど約39億円の賞金を獲得した1999年が、第4位に入った。

 1月17日、まずフサイチエアデールでG3シンザン記念を制し、JRA重賞連続年勝利を「13」に伸ばした。3月15日に30歳を迎えた武豊は、その13日後にまたも史上最速・最年少で通算1600勝を達成。

 前年、武豊に悲願の日本ダービー優勝をもたらしたスペシャルウィークとのコンビで、春はG2阪神大賞典、そして自身5勝目となる天皇賞(春)を連勝。6月7日には、主戦騎手として牝馬2冠に導いたベガの息子アドマイヤベガで、史上初の日本ダービー連覇の偉業を成し遂げる。

 さらに、1997年にG3函館3歳Sで武豊へJRA全10場重賞V最後のパーツを埋めたアグネスワールドとのタッグで海外遠征。10月3日に、エルコンドルパサーがモンジューに惜敗した凱旋門賞のひとつ前のレースで行われた仏の短距離G1アベイユ・ド・ロンシャン賞を初制覇する。

 10月30日に史上最速、30歳7か月の最年少で通算1700勝を達成した武豊は、翌日に行われた天皇賞で、スペシャルウィークを大外からの差し切りで優勝に導き、1988年のタマモクロス以来、史上2頭目の同一年での春秋盾制覇。史上初の連勝で続くジャパンCも制した武豊は、この勝利で、東京競馬場で行われていた芝G1完全制覇も達成した。

 この年のフランス・レトロワゼトワル協会制定の国際優秀騎手部門で「世界一」に選ばれた武豊は、JRA賞3冠(最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手)を獲得し、3年連続3度目の「騎手大賞」授賞を果たした。

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