
武豊騎手は、1987年のデビュー以来、JRAの数々の記録を更新し続けてきた現役トップジョッキーである。通算18度の全国リーディング、前人未到の4600勝を達成し、海外を含むG1レースで通算100勝が目前に迫っている。今回はそんなレジェンド・武豊騎手の「年度別獲得賞金ランキング」をトップ10形式で振り返る。[6/10ページ]
※( )内は中央競馬で獲得した賞金。
第5位 2003年(38億5,900万円)
年間204勝
勝利した中央重賞
■GI
2003年11月16日 エリザベス女王杯:アドマイヤグルーヴ
2003年2月23日 フェブラリーS:ゴールドアリュール
■GII
2003年12月21日 阪神牝馬S:ファインモーション
2003年11月15日 京王杯2歳S:コスモサンビーム
2003年9月21日 ローズS:アドマイヤグルーヴ
2003年8月24日 札幌記念:サクラプレジデント
2003年3月23日 阪神大賞典:ダイタクバートラム
■GIII
2003年11月22日 東京スポーツ杯2歳S:アドマイヤビッグ
2003年10月25日 富士S:ミレニアムバイオ
2003年7月20日 北九州記念:ミレニアムバイオ
2003年4月27日 アンタレスS:ゴールドアリュール
2003年3月16日 クリスタルC:ワンダフルデイズ
2003年1月12日 シンザン記念:サイレントディール
1999年にマークした自身の年間最多勝記録を更新する204勝を挙げ、史上初めて「200」の大台に乗せる活躍ぶりで38億6000万円ほどを稼いだ2003年が、トップ5に入った。
ゴールドアリュールとのコンビでG1フェブラリーSを制すなど重賞13勝を飾り、通算13度目の全国リーディングの座に就いた武豊。この年も1月のG3シンザン記念をサイレントディールで制し、重賞連続年勝利を「17」に伸ばした。
3月2日に、史上最速、最年少となる33歳11か月でJRA通算2100勝に到達。さらに9月4日には、もちろん史上最速、最年少で2200勝を達成した。
この年は、現役時代に主戦だったエアグルーヴの娘アドマイヤグルーヴとのコンビで牝馬クラシックに挑戦。いずれも単勝1番人気に支持されながら桜花賞で3着、オークスで7着、秋華賞では2着と無冠に終わった。
しかし、古馬との戦いとなったエリザベス女王杯でG1初戴冠に導き、自身にとって史上初の同レース3連覇を達成した。
年末は有馬記念こそリンカーンに騎乗して2着に敗れたものの、翌日に大井で行われた東京大賞典(Jpn1)にスターキングマンで参戦。史上初となるJRA・地方競馬における同一年の全G1級レース騎乗を果たし、見事な快勝劇で締めくくった。
JRA賞の3部門(最多勝利騎手・最高勝率騎手・最多賞金獲得騎手)を総なめにした武豊騎手は、自身6度目の「騎手大賞」を授賞。通算5度だった福永洋一元騎手の記録を上回り、歴代最多を更新した。


