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1998年日本ダービーを制した時の武豊騎手
1998年日本ダービーを制した時の武豊騎手

武豊騎手は、1987年のデビュー以来、JRAの数々の記録を更新し続けてきた現役トップジョッキーである。通算18度の全国リーディング、前人未到の4600勝を達成し、海外を含むG1レースで通算100勝が目前に迫っている。今回はそんなレジェンド・武豊騎手の「年度別獲得賞金ランキング」をトップ10形式で振り返る。[5/10ページ]
※( )内は中央競馬で獲得した賞金。

第6位 1998年(37億7,048万円)

年間169勝

勝利した中央重賞

■GI
1998年10月25日 秋華賞:ファレノプシス
1998年6月7日 東京優駿:スペシャルウィーク
1998年4月12日 桜花賞:ファレノプシス

■GII
1998年10月24日 デイリー杯3歳S:エイシンキャメロン
1998年10月18日 京都新聞杯:スペシャルウィーク
1998年10月11日 毎日王冠:サイレンススズカ
1998年9月27日 ローズS:ファレノプシス
1998年9月20日 オールカマー:ダイワテキサス
1998年8月23日 札幌記念:エアグルーヴ
1998年5月30日 金鯱賞:サイレンススズカ
1998年4月5日 産経大阪杯:エアグルーヴ
1998年3月15日 中山記念:サイレンススズカ
1998年3月8日 弥生賞:スペシャルウィーク

■GIII
1998年12月26日 ラジオたんぱ杯3歳S:アドマイヤベガ
1998年10月4日 セントウルS:マイネルラヴ
1998年5月23日 武蔵野S:エムアイブラン
1998年4月26日 シルクロードS:シーキングザパール
1998年4月18日 小倉大賞典:サイレンススズカ

 前年の1997年にマークした自身の年間最多勝記録をさらに更新する169勝を挙げ、7年連続9度目の全国リーディングの座に就くなど38億円弱の賞金を稼いだ1998年が、第6位になった。

 新年早々、開催2日目のダートG3平安Sをエムアイブランで勝利を収め、12年連続での重賞制覇を達成。さらに29歳を目前にした1月24日に、28歳10か月で史上最速、最年少での通算1400勝に到達した。

 そしてG2中山記念など重賞を4勝した悲劇の大逃げ馬サイレンススズカや、桜花賞と秋華賞の2冠を制したファレノプシスらに騎乗。歴代最長の6週連続勝利を含むJRA重賞22勝を挙げたこの年も、武豊はレジェンドたらしめる伝説的な一年とした。

 6月7日、遂にダービージョッキーの称号を得る。また8月9日に史上初の日本調教馬による海外G1制覇の鞍上を務めたのである。

 デビュー2年目だった1988年のコスモアンバー(16着)から10度目の挑戦でつかんだスペシャルウィークでの悲願の日本ダービー制覇。単勝1番人気で臨んだダンスインザダークに騎乗しての惜しい2着(1996年)や、皐月賞馬ナリタタイシンでの3着(1993年)などがあった中、天才ジョッキーがなかなか手にできなかったタイトルだった。

 この勝利で、1968年に達成した故・保田隆芳元騎手以来、史上2人目の八大競走完全制覇の偉業を成し遂げた。

 波に乗る武豊は、マイルG1馬のシーキングザパールで、真夏のフランス・ドーヴィル競馬場で行われたモーリス・ド・ギース賞を逃げ切り勝ち。自身としては1994年に、スキーパラダイスで制したムーラン・ド・ロンシャン賞以来2度目となる仏G1制覇を成し遂げる。

 29歳5か月だった武豊は、8月23日に史上最速、最年少で通算1500勝を達成。この年、2年連続となるJRA賞最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手の3冠「騎手大賞」授賞を果たした。

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