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1997年天皇賞(秋)を制した時のエアグルーヴ
1997年天皇賞(秋)を制した時のエアグルーヴ

武豊騎手は、1987年のデビュー以来、JRAの数々の記録を更新し続けてきた現役トップジョッキーである。通算18度の全国リーディング、前人未到の4600勝を達成し、海外を含むG1レースで通算100勝が目前に迫っている。今回はそんなレジェンド・武豊騎手の「年度別獲得賞金ランキング」をトップ10形式で振り返る。[4/10ページ]
※( )内は中央競馬で獲得した賞金。

第7位 1997年(35億6,361万円)

年間168勝

勝利した中央重賞

■GI
1997年10月26日 天皇賞(秋):エアグルーヴ
1997年7月6日 宝塚記念:マーベラスサンデー
1997年5月11日 NHKマイルC:シーキングザパール

■GII
1997年8月17日 札幌記念:エアグルーヴ
1997年4月20日 NZT4歳S:シーキングザパール
1997年3月30日 産経大阪杯:マーベラスサンデー
1997年3月2日 弥生賞:ランニングゲイル
1997年1月19日 日経新春杯:メジロランバダ

■GIII
1997年11月22日 京阪杯:エリモダンディー
1997年9月6日 エルムS:バトルライン
1997年7月27日 函館3歳S:アグネスワールド
1997年7月20日 北九州記念:ダンディコマンド
1997年7月5日 七夕賞:マイネルブリッジ
1997年6月22日 マーメイドS:エアグルーヴ
1997年5月3日 アンタレスS:エムアイブラン
1997年4月12日 プロキオンS:バトルライン
1997年3月15日 フラワーC:シーキングザパール
1997年2月23日 中山牝馬S:ショウリノメガミ
1997年1月15日 シンザン記念:シーキングザパール

 前年に武豊自身がマークした年間最多勝記録159勝を更新する168の勝ち星を挙げ、6年連続8度目の全国リーディングに輝くなど年間で35億円以上の賞金を獲得した1997年が、第7位となった。

 1月にG3シンザン記念で、外国産牝馬シーキングザパールに騎乗し快勝。早くも11年連続のJRA重賞勝利を決めると、同馬を駆って重賞4連勝でNHKマイルC(G1)を勝利する。

 さらにこの年は、お手馬のマーベラスサンデーでG2産経大阪杯、そして同馬にとって悲願でもあったG1初制覇を宝塚記念で果たした。

 そして最もインパクトを与えたのが、オークス馬エアグルーヴとコンビを組んでの大暴れだった。

 6月に武豊が史上最速・最年少(28歳3か月)で通算1300勝を達成した翌週のG3マーメイドSで骨折休養から復帰したエアグルーヴ。同馬を楽勝に導くと、真夏の“スーパーG2”札幌記念を快勝した後、直行で臨んだ天皇賞(秋)で並み居る強豪牡馬勢を散らして牝馬としては17年ぶりの優勝。後世に残る「女帝」誕生に導いた。

 7月にマイネルブリッジで七夕賞、アグネスワールドで函館3歳S(ともにG3)を制して、前年に達成した安田富男元騎手に続く史上2人目のJRA全10場重賞制覇を達成。

 偉業前週の7月20日には、ダンディコマンドでG3北九州記念を制し、史上最速、28歳4か月の最年少で重賞100勝に到達。8月2日に年間100勝を最速記録更新で成し遂げたこの年、自身過去最高を更新する重賞19勝を挙げる大活躍をみせた。

 これら偉業の数々で、競馬界を席巻した武豊は、JRA賞の最多勝利騎手、最高勝率騎手、最多賞金獲得騎手の3部門すべてを獲得した者に贈られる「騎手大賞」を自身初授賞するに至った。

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