
武豊騎手は、1987年のデビュー以来、JRAの数々の記録を更新し続けてきた現役トップジョッキーである。通算18度の全国リーディング、前人未到の4600勝を達成し、海外を含むG1レースで通算100勝が目前に迫っている。今回はそんなレジェンド・武豊騎手の「年度別獲得賞金ランキング」をトップ10形式で振り返る。[3/10ページ]
※( )内は中央競馬で獲得した賞金。
第8位 2007年(32億5,020万1,000円)
年間156勝
勝利した中央重賞
■GI
2007年11月24日 ジャパンカップダート:ヴァーミリアン
2007年10月28日 天皇賞(秋):メイショウサムソン
2007年3月25日 高松宮記念:スズカフェニックス
■GII
2007年12月16日 阪神C:スズカフェニックス
2007年9月23日 神戸新聞杯:ドリームジャーニー
2007年5月27日 目黒記念:ポップロック
2007年3月18日 阪神大賞典:アイポッパー
2007年3月11日 フィリーズレビュー:アストンマーチャン
2007年3月4日 弥生賞:アドマイヤオーラ
2007年2月17日 京都記念:アドマイヤムーン
■GIII
2007年11月23日 京阪杯:サンアディユ
2007年9月29日 札幌2歳S:オリエンタルロック
2007年6月17日 マーメイドS:ディアチャンス
2007年6月2日 ユニコーンS:ロングプライド
2007年1月27日 東京新聞杯:スズカフェニックス
156勝を挙げ、6年連続通算17度目の全国リーディングの座に就き、約32億5000万円を稼いだ2007年が第8位となった。
アドマイヤムーンで制したUAEのドバイデューティーフリー(現・ドバイターフ)を含めG1を4勝、JRA重賞では15勝を挙げた武豊。
コンビで、のちにG1高松宮記念とG2阪神Cも制するスズカフェニックスで、1月のG3東京新聞杯を勝利し、重賞連続年勝利を「21」に伸ばした。そしてこの年は、自身にとって最もメモリアルな一年となったことに違いない。
38歳1か月の武豊は、4月に毎年“恒例”となっている史上最速・最年少でJRA通算2900勝を達成。その丸3か月後の7月21日、自身はもちろん、競馬界にとってもエキサイティングな場面が訪れる。
小倉12Rでヒシワンスモアに騎乗してJRA通算2944勝に到達すると、岡部幸雄元騎手が持っていた2943勝を抜いて歴代単独トップとなる最多勝記録を樹立したのだ。
さらに11月3日には、前人未到のJRA通算3000勝を38歳7か月で達成。これらの功績が評価され、武豊にとって初めてのJRA賞「特別賞」授賞を果たした。
このほか、6月に史上3人目の通算1万4000回騎乗を達成。8月に行われたシャーガーC(ステイヤーズ)で、アスコット競馬場における日本人騎手としての初勝利を飾った。
さらに11月のジャパンCダートをヴァーミリアンで勝ち、JRA重賞250勝とG1・60勝を同時達成した武豊は、JRA賞の最多勝利騎手、最多賞金獲得騎手を獲得し、充実の一年を締めくくった。


