【武豊の年度別獲得賞金TOP10】最も稼いだ年は驚異の44億円超!伝説を作ったベストイヤーはいつ?

武豊騎手は、1987年のデビュー以来、JRAの数々の記録を更新し続けてきた現役トップジョッキーである。通算18度の全国リーディング、前人未到の4600勝を達成し、海外を含むG1レースで通算100勝が目前に迫っている。今回はそんなレジェンド・武豊騎手の「年度別獲得賞金ランキング」をトップ10形式で振り返る。[1/10ページ]
※( )内は中央競馬で獲得した賞金。
第10位 1993年(29億9,918万円)
年間137勝
勝利した中央重賞
■GI
1993年6月13日 宝塚記念:メジロマックイーン
1993年5月23日 優駿牝馬:ベガ
1993年4月18日 皐月賞:ナリタタイシン
1993年4月11日 桜花賞:ベガ
■GII
1993年10月10日 京都大賞典:メジロマックイーン
1993年4月4日 産經大阪杯:メジロマックイーン
■GIII
1993年12月19日 阪神牝馬特別:ノースフライト
1993年9月19日 朝日チャレンジC:ウィッシュドリーム
1993年7月4日 札幌記念:ナリタチカラ
1993年6月20日 東海テレビ杯金鯱賞:ウィッシュドリーム
1993年5月9日 京都4歳特別:ケイウーマン
1993年2月7日 東京新聞杯:キョウワホウセキ
ベガで桜花賞&オークスの牝馬2冠、ナリタタイシンで皐月賞を勝ち、春のクラシック3連勝を飾るなど、デビュー7年目にして30億円ほどの賞金を獲得した1993年が、第10位となった。
2月にキョウワホウセキでG3東京新聞杯を制して、デビュー年から続く連続重賞勝利を7年に伸ばした武豊。この年は結局、重賞12勝を飾り、過去最高の重賞勝ち鞍を挙げることとなった。
4月17日には、24歳1か月の史上最速・最年少で通算700勝を達成した。しかし、武豊にとって一番の出来事だったのは、1991年3月の阪神大賞典からコンビを組み続け、苦楽を共にした名馬メジロマックイーンと挑んだ天皇賞(春)を3連覇(自身は5連覇)で飾れなかったことだろう。
この年は例年より仕上がりが遅れ、4月の産経大阪杯(G2)から楽勝スタートした「黄金コンビ」だったが、本番では、単勝1.6倍の断然人気を集めながら、究極の仕上がりだった“黒い刺客”ライスシャワーの前に敗れ去った。
メジロマックイーンとはその後、宝塚記念(G1)を快勝し、同馬のG1・4勝目に導いた。迎えた秋初戦のG2京都大賞典を圧勝した直後に、メジロマックイーンの故障が判明、引退となり黄金コンビは解散した。
2年前の1991年に、デビューイヤーの69勝以来となる100勝未到達の年間96勝に終わった武豊だが、翌年にすぐさま130勝を挙げてリズムを取り戻した。この年137勝を飾り、自身4度目の全国リーディングに輝くとともに、1989、90年に次いで3度目のJRA賞最多賞金獲得騎手を授賞した。


