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2023年中山大障害を制した時のマイネルグロン
2023年中山大障害を制した時のマイネルグロン

平地とは異なる魅力が詰まった障害レース。かつて障害試験の採時も担当した筆者が、“史上最強の障害馬”オジュウチョウサンの強さを紐解きながら、「障害未勝利戦」を予想するための具体的なポイント3つに絞り、分かりやすく解説する。[2/8ページ]

障害未勝利を攻略するための3つのポイント

 オジュウチョウサンの凄さが分かってもらえたところで、本題に戻りたい。最初に障害戦を予想するポイントと書いたが、その中でも今回は、予想をする上での材料が少ないと思われがちな、障害未勝利について予想のポイントを紹介していく。

 障害戦は平地競走と異なり、クラスは未勝利とオープンの二つしか存在しない。未勝利戦を勝ち上がった馬はオープンクラスとなり、その後はずっとオープンクラスに在籍することとなる。

 一方、未勝利戦というのは、障害レースで一度も勝ったことのない馬が出走できるクラスであり、平地での実績は全く関係ない。平地でG1を勝っている馬であっても、平地未勝利の馬であっても、障害戦で勝ち鞍がなければ、同じ「障害未勝利」という舞台で戦うことになるのである。

 この障害未勝利を予想する上で、個人的に重要視しているポイントを3つのパターンに分けて整理する。

①初障害の馬の取捨選択
②障害2〜3戦目の馬の取捨選択
③障害4戦目以降の馬の取捨選択

 それぞれ相互に関連する部分もあれば、重要視する部分が微妙に違うこともあるため、このような形での紹介となった。
まずは、①の初障害の馬の取捨選択について話をする。②と③ともリンクする部分があるため、ぜひとも記事の後半も併せて読んでいただきたい。

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