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2023年フェブラリーSを勝ったときのレモンポップ
2023年フェブラリーSを勝ったときのレモンポップ

「ポスト・ディープインパクト」時代に突入した種牡馬界は群雄割拠の様相を呈している。リーディングサイアーは二年連続でキズナが獲得しているが、新種牡馬の参入により、各馬の種付け頭数は毎年大きく変動している。今回は、2025年の種付け頭数ランキングから、上位5頭をピックアップしてお届けする。[5/6ページ]

第2位:レモンポップ(214頭)

 現役時代は18戦13勝、国内に限れば16戦13勝2着3回とパーフェクト連対率を誇るレモンポップ。

 史上7頭目となる春秋ダートG1制覇も果たし、盛岡や浦和など地方のG1級レースも勝ちまくった同馬の種付け頭数はなんと214頭にものぼる。日本のダートで活躍し、初年度からこれだけの肌馬を集める種牡馬は恐らく初。

 コパノリッキーやクロフネ、ホッコータルマエといった馬たちですら、スタッドインした年の種付け頭数は200頭に届いていないということからも、この数字の異次元さが分かるのではないだろうか。

 その雄大な馬格から繰り出される驚異の粘り腰でG1級競走を勝利したレモンポップの産駒には当然、父と同様にダート路線での活躍が期待されるところだろう。

 だが、血統的な観点から見ると、母方にスピード型のDanzigの血もあり、血統表内にはNorthern Dancerの5×5×4というクロスもある。さらに父のLemon Drop Kidは日本で母の父として芝の重賞を2勝したザダルも送り出している実績を持つ。

 レモンポップ自身も速力に長けていた印象は非常に強く、配合次第ではダートだけでなく芝で走る仔も生まれてきそうな予感がある。ダービーや菊花賞は少し長いかもしれないが、皐月賞やNHKマイルカップはスピードと瞬発力で勝ち切ってしまうかもしれない。

 仮にレモンポップの仔がNHKマイルカップを勝つようなことがあれば、その時は中央競馬史上初となる、父仔での芝ダートマイルG1制覇が達成される。

 フェブラリーステークスでは芝スタートも速く、テンからスピードに乗っていた彼の姿を考えるなら、その夢は決して幻とはならないような気もする。

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