
年末まで連載でお送りした「次世代スター発掘」。その総集編として3回にわたり、今春の3歳戦線で活躍が予想される馬を紹介する。
初回はダート路線、第2回は牝馬クラシック、第3回は牡馬クラシックが対象。各回それぞれ、実績馬3頭+馬券的な妙味も期待できる「穴指名」2頭の計5頭ずつピックアップする。
第3回となる今回は牡馬クラシック編。皐月賞、日本ダービーで主役を担う有力馬を5頭厳選した。
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④ブレットパス
戦績:【1-2-0-0】(2歳未勝利1着)
騎手:川田将雅
厩舎:栗東・中内田充正
父:アルアイン
母:パッシングスルー
母の父:ルーラーシップ
《短評》
「穴指名」の1頭目はブレットパス。デビュー2戦目で未勝利を勝ち、2月のセントポーリア賞では2着だった。
未勝利勝ちは同日同コースの鳴尾記念で1:43.7が出た高速馬場での1:48.4。勝ち時計自体はそう目立たないが、ラスト11.0-10.8の加速ラップを差し切った脚は素晴らしい。「ラスト1F10.8秒」は距離や年齢問わず現行の阪神コース史上最速だった。
セントポーリア賞は賞金加算に失敗した点で痛い敗戦だが、勝ったのが東スポ杯2歳Sの5着馬ラストスマイルで、2番手から上がり3F33.4秒でまとめられては差しようがなかった。こちらも出遅れから上がり32.5秒という極限の末脚を繰り出している。能力にケチがつく負け方ではない。
タイプ的にも賞金的にも皐月賞は少し厳しそうだが、どこかの重賞で賞金(あるいは権利)を確保してダービーに出走が叶えば面白い。


