
2026年は、1月4日の東西金杯からスタートし、早くも1か月が経過した。各地で開催が進む中、リーディング争いにも少しずつ輪郭が見え始めた。一方で、シーズン序盤で流れをつかみ切れていない騎手や調教師も存在する。そこで今回は、2026年の立ち上がりで苦戦を強いられている人物や馬に注目。今後の巻き返しについて考察する。[3/5ページ]
※2月1日までのデータをもとに構成している。
③【生産者】
ノーザンファームの一人勝ち状態が続く現在の国内の生産界。今年の獲得賞金額も2位の社台ファームに3倍以上の差をつけており、2011年から続くリーディングに早くも“当確ランプ”がともっているといっていいだろう。
特に今年は重賞11レースのうち7レースを制しており、年間70勝も視野に入る。
そんなノーザンファームの後塵を拝してきた社台ファームは、今年もリーディング2位につけているが、順調な滑り出しを見せたとは言い難い。
2月1日時点の勝ち鞍は20。ざっくり年間240勝ペースとなるが、これは昨年の290勝と比べるとやや見劣る数字だ。
特に重賞レースは【0-0-1-12】とサッパリ。勝率も昨年の8.6%から今年は5.9%まで落ち込んでいる。さすがに2位の座は明け渡すことはないが、このままでは首位ノーザンファームにトリプルスコアをつけられてもおかしくないだろう。
そんな社台ファーム以上に不振にあえいでいるのが、名門ビッグレッドファームだ。今年の成績はなんと68戦0勝。2着4回、3着は1回だけと馬券に絡んだのも5回だけとなっている。
獲得賞金額は4500万円余りで、リーディング23位に低迷している。2007年から19年連続でトップ10入りを果たしており、今年も最終的に10位以内に入ってくるとみられるが、まずは今年の初勝利を挙げておきたいところだろう。


