
競馬の主役は「馬」であるが、その背に跨る「騎手」も、レースを語るうえで欠かせない存在だ。騎手成績はリーディング順位に表れ、ランクの上がり下がりが一目でわかる。
本記事では、2024年に騎手リーディング30位以内、かつ2025年に500回以上騎乗した騎手の中から、勝利数の上昇率が高かった上位5名を紹介する。[1/5ページ]
第2位:荻野極
■上昇率188%【33勝 → 62勝】
2024年から一気に2倍近い勝利数を記録したのが荻野極騎手だ。2025年は自己最多となる62勝を挙げ、全国リーディングでもトップ20にランクイン。キャリアの中でも際立つ飛躍の一年となった。
2025年は、5月にタレントの成瀬琴さんとの婚約を発表するなど、私生活においても大きな節目を迎えた年である。
その影響を直接結びつけることはできないものの、発表から約2か月後の7月以降、成績は明らかに上昇。福島開催では年間リーディングを獲得し、11月には1日4勝を挙げる日もあった。
同じ11月には東京開催でも1日4勝を記録する日があり、月間勝利は15勝に到達。複勝率は42%とかなりの数字を叩き出しており、まさに絶好調であった。その勢いは12月に入ってからも衰えず、この2か月での勝率は19%、複勝率36%を叩き出す安定感を見せている。
減量が取れてからの期間では最多勝となった2025年。G1でも菊花賞で13番人気のエキサイトバイオを3着に導くなどの手腕を見せており、2022年のジャンダルム以来となるG1・2勝目を挙げる日も、そう遠くない未来に待ち受けていそうだ。


