
近年、国内セリ市場は活況が続いており、1億円超の取引も増加している。2億円、3億円といった高額落札も、今や珍しくない。しかし、中央G1を制した馬の最高落札額は、ワールドプレミアの2億5920万円(税込)となっている。そこで今回は、2026年の活躍が期待できる高額取引馬を独断と偏見で5頭選び、年齢順に紹介する。[3/5ページ]
※取引額はすべて税込み表示
③イベントホライゾン(牡3歳、栗東・池江泰寿厩舎)
2024年セレクトセール:3億800万円
エムズビギンと同世代の3歳牡馬、イベントホライゾンもまた、2年前のセレクトセール1歳部門で高額取引された。同馬を落札したのは、ディープインパクトやキングカメハメハなど多くの名馬を所有してきた金子真人氏(名義は金子真人ホールディングス)だ。
父ハービンジャー、母ライツェントという血統で、全姉には2017年の秋華賞などを制したディアドラがいる良血馬。半兄フリームファクシも3年前のきさらぎ賞を勝っており、イベントホライゾンにもクラシックでの活躍が期待されている。
関西の名門、池江厩舎に所属する同馬は、昨年12月の中京芝2000mでデビュー。初戦は好位追走から後続を寄せ付けない強い内容で差し切り、兄姉も果たせなかったメイクデビュー勝利を飾った。
この勝利には、鞍上を務めた松山弘平騎手も「3週連続で調教に乗って、スタミナがあることがわかっていたので、早めに動いていきました」と、距離延長も歓迎のコメントを残している。
その上で「調教では緩さを感じていましたが、レースではしっかりと力を出してくれました。まだまだ良くなる」とさらなる成長にも期待できそうだ。
次走には1月24日の若駒Sが予定されている。デビューから2連勝で若駒Sを勝てば、偉大な先輩、ディープインパクトと同じ道をたどることになる。
12月デビュー、金子オーナー、池江厩舎(ディープインパクトは池江泰郎厩舎)と多くの共通点を持つイベントホライゾンに要注目だ。


