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2013年クイーンアンS(英)を制した時のデクラレーションオブウォー(Photo by Charlie Crowhurst/Getty Images for Ascot Racecourse)
2013年クイーンアンS(英)を制した時のデクラレーションオブウォー(Getty Images for Ascot Racecourse)

「ポスト・ディープインパクト」時代を迎えた種牡馬界は、群雄割拠の様相を呈している。2025年も種牡馬リーディングにおいては順位の変動が目立つ一年となった。
そこで今回は、2024年にリーディングサイアー上位50位以内だった種牡馬の中から、2025年に大きく順位を伸ばした種牡馬をランキング形式で10頭紹介する。[8/10ページ]

第3位 デクラレーションオブウォー

リーディングサイアー:35位 → 21位 (+14)

 現役時代は4カ国で勝利を挙げ、イギリスでG1を2勝。父にWar Frontを持ち、近親には日本でもなじみ深いアメリカンペイトリオットがいるアメリカ血統の種牡馬だ。

 産駒にはセキトバイーストやトップナイフなど、先行力に富みながら二枚腰が強烈な馬が多い。

 2025年はキャリアハイの重賞4勝をあげ、札幌記念、新潟記念といった夏の定量重賞を2勝。

 秋のG1では惜しくも勝利に手が届かなかったが、シランケド、セキトバイーストといった2頭が翌年に期待を持たせる走りを見せており、さらなる飛躍に期待がかかる。

 彼らの活躍もあって、リーディングも14位上昇。3歳世代でも福島2歳ステークスを勝利したタマモイカロスを筆頭に楽しみな馬は多く、今年、産駒の走り次第ではTOP10入りも夢ではないところまで来ていそうだ。

 先述した通り、この血統はやはり先行した時が強い。過去10年の成績で逃げ先行が87勝を挙げているのに対し、中団以降からレースを進めた時はわずか22勝。

 新潟記念を差し切るなど、後方からのレースが得意なシランケドはかなり特殊な傾向と考えて良いのではないだろうか。

 ゆえに前有利となりやすい小回りの競馬場の成績が良く、中山、札幌、小倉の勝率が抜けて高い。

 TOP10入りを目指すデクラレーションオブウォーにとって、2026年のカギは大箱コースでいかに産駒が好成績を残せるか、という点になるかもしれない。

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