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2016年天皇賞(春)を制したキタサンブラック
2016年天皇賞(春)を制したキタサンブラック

「ポスト・ディープインパクト」時代を迎えた種牡馬界は、群雄割拠の様相を呈している。2025年も種牡馬リーディングにおいては順位の変動が目立つ一年となった。
そこで今回は、2024年にリーディングサイアー上位50位以内だった種牡馬の中から、2025年に大きく順位を伸ばした種牡馬をランキング形式で10頭紹介する。[5/10ページ]

第6位 キタサンブラック

リーディングサイアー:11位 → 3位 (+8)

 3歳から5歳まで毎年G1を勝利し、競走生活の晩年は武豊騎手とのコンビで古馬戦線を戦い抜いたキタサンブラック。

 G1勝利のたびに馬主の北島三郎氏が自身の代表楽曲である「まつり」を歌うパフォーマンスもファンを沸かせていた。2020年には顕彰馬にも選ばれ、殿堂入りも果たした名馬である。

 そんな彼は種牡馬としても初年度産駒から世界1位に輝いたイクイノックスや、G1級競走を2勝したウィルソンテソーロ、春秋障害G1制覇を果たしたエコロデュエルなどを送り込む大活躍。

 以降の世代からもソールオリエンスやクロワデュノールといったG1馬を輩出し、まだ種牡馬としての年度が浅いながらも2年目以降は常にリーディングTOP20にランクインしている。

 一気にリーディング3位まで躍進した2025年は産駒がキャリアハイとなる61勝を記録し、JRAでの獲得賞金も自身歴代2位となる27億円台に到達。

 同年のセレクトセールでは産駒の平均落札価格が約2億円に到達するという高騰ぶりも見せており、今後の飛躍にますます期待がかかる種牡馬だ。

 これだけの名馬を毎年輩出しているため、当然クラシック路線での成績は良い。2025年までで皐月賞、ダービーといった春の牡馬二冠で【1-2-0-1】とかなりの安定感を見せているのがその象徴と言えるだろう。

 ただし、ラスト一冠の菊花賞では【0-0-1-4】とやや数字が落ち込んでいる点は気になるところ。

 さらに牝馬三冠の対象レースは【0-1-1-11】と2着以内がほぼないのに加え、オークスと秋華賞はどちらも【0-0-0-5】と低調。

 牡馬に比べて信頼度は落ちる牝馬三冠で、これからの産駒がどこまで巻き返せるかが楽しみとなりそうだ。

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