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2016年ドバイターフを制したリアルスティール(Photo by Warren Little/Getty Images)
2016年ドバイターフを制したリアルスティール(Photo by Warren Little/Getty Images)

「ポスト・ディープインパクト」時代を迎えた種牡馬界は、群雄割拠の様相を呈している。2025年も種牡馬リーディングにおいては順位の変動が目立つ一年となった。
そこで今回は、2024年にリーディングサイアー上位50位以内だった種牡馬の中から、2025年に大きく順位を伸ばした種牡馬をランキング形式で10頭紹介する。[4/10ページ]

第7位 リアルスティール

リーディングサイアー:16位 → 8位 (+8)

現役時代は惜しくもクラシックには手が届かなかったが、古馬となってドバイターフを勝利し、管理する矢作芳人師に海外G1初制覇をもたらした。

種牡馬入り後も初年度産駒からデイリー杯2歳ステークスを制したオールパルフェやセントライト記念を制したレーベンスティールなどコンスタントに活躍馬を送り出していた。

 さらに、2世代目の仔であるフォーエバーヤングが世界的名馬になるまでに成長した。

 さらに3世代目以降からもカナルビーグルやアドマイヤクワッズらG1級競走に歩を進める馬が誕生し、2025年にはキャリア初となるTOP10の8位にランクインした。

 フォーエバーヤングの海外や地方での勝利はJRAの獲得賞金には含まれないため、彼抜きでここまでの順位を取っているということになる。

 そう考えると、決してフォーエバーヤング1頭だけが抜きんでた成績を残しているわけではないことも同時に分かるだろう。

 とはいえ、やはりフォーエバーヤングの活躍によりダート戦線に目が行きがちになる。

 だが、芝でもレーベンスティールやアドマイヤクワッズといった重賞ウィナーが誕生しており、新潟や東京、中京に阪神の外回りといった、直線の長い競馬場での好成績が目立つ。

 特に東京の芝は1600mから2000mまでの成績が飛び抜けて高い。長く良い脚を使える子供たちが多いゆえの好成績と考えることができそうだ。

 一方でダートに目を移すと、小倉、福島、京都の複勝率が25%を下回っている。このうち最も母数の多い京都は最低タイの20.9%。中距離以降は【9-9-10-101】とそこまで低くないが、短距離戦は【3-6-5-58】と大きく落ち込んでいる。

 2025年11月のオータムリーフステークスでは、抜けた1番人気のビダーヤが2着に敗れているため、あまり得意とは言えなさそうな点には注意したい。

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