
現在の中央競馬において、年間24レースしか行われない最高峰の舞台・G1。そこで勝ち切ることはすべてのホースマンにとって究極の目標だ。
本記事では、1984年のグレード制導入以降、JRA・G1を勝ち続けてきた歴代調教師たちを、引退・現役を問わず勝利数順にランキング形式で振り返る。[8/10ページ]
第3位タイ:池江泰寿(23勝)
7位に入った池江泰郎元調教師の子息で、2004年に開業後、現在までにG1通算23勝の池江泰寿調教師が3位タイにランク入りした。
調教助手時代は、アメリカなど海外でも技術を磨いた池江寿師。最初のG1勝ちはドリームジャーニーで制した2006年の朝日杯FSであった。09年には同馬で宝塚記念と有馬記念も制すこととなる。
そして早くも史上稀にみる大物を送り出すこととなった。11年の三冠&有馬記念覇者のオルフェーヴルである。
同馬は12年の宝塚記念と13年の有馬記念も制覇したが、最もインパクトが大きかったのが、その2年間に続けて挑戦しながら連続2着だった凱旋門賞だろう。
池江寿師は悔しさを糧にして、15年にオークスと秋華賞を制したミッキークイーン、宝塚記念と天皇賞(秋)を制したラブリーデイ、16年に菊花賞と有馬記念Vのサトノダイヤモンド、17年の皐月賞と19年の大阪杯を制したアルアインなど続々と実力馬を輩出。
さらに22年と23年にはそれぞれスプリンターズSを勝ったジャンダルム、ママコチャ、24年にもマイルCSを制したソウルラッシュを送り出した。
現役騎手のレジェンド・武豊と同い年の敏腕トレーナーの道はまだ序章に過ぎない。池江寿師の今後には限りなく明るい未来が待っていることだろう。


