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2005年日本ダービーを制した池江康郎調教師
2005年日本ダービーを制した池江康郎調教師(写真右)

現在の中央競馬において、年間24レースしか行われない最高峰の舞台・G1。そこで勝ち切ることはすべてのホースマンにとって究極の目標だ。
本記事では、1984年のグレード制導入以降、JRA・G1を勝ち続けてきた歴代調教師たちを、引退・現役を問わず勝利数順にランキング形式で振り返る。[4/10ページ]

第7位:池江泰郎(17勝)

 1979年に厩舎を開業し、2011年に定年で引退した池江泰郎元調教師が、G1通算17勝で第7位に入った。

 1986年にメジロデュレンで菊花賞を制して重賞初勝利をG1で果たすと、翌年にも同馬で有馬記念を勝利する。88年にはラッキーゲランで阪神3歳Sを制した後、現れた馬が師を一躍トップトレーナーに押し上げたメジロマックイーンであった。

 同馬で1990年の菊花賞、91、92年の天皇賞(春)を、93年の宝塚記念を手にするなどG1を4つ加算。この頃から池江師は、コンスタントに活躍馬を輩出し続けるようになる。

 2001年にはトゥザヴィクトリーでエリザベス女王杯、02年にノーリーズンで皐月賞を、03年にはゴールドアリュールでフェブラリーSを制すと、遂にあの歴史的名馬を送り出すこととなった。

 ディープインパクトである。2005年に日本ダービーなど三冠を無敗で突破させ、06年には天皇賞(春)、宝塚記念、ジャパンC、有馬記念とG1・4勝を追加。池江師は調教師としての晩年に、不動の地位を築き上げることに成功した。

 本稿での勝利数にはカウントされないが、5年間もの競走生活を送り、4度の2着を含む国内G1で通算11回も掲示板内に好走したものの、勝ち味に遅かったステイゴールドも印象的だった。

 2001年にラストランとなる生涯50戦目の香港ヴァーズで最後の最後に花を咲かせた同馬は、池江師の競馬人生を象徴するかのような存在だった。

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