
2025年にJRAで行われた平地G1は全24レース。そのうち、前年比で売り上げを減らしたのはホープフルステークスとフェブラリーステークスの2レースのみだった。残る22レースはいずれも売り上げを伸ばしており、今回はその中から特に伸び率の大きかったG1レース上位5つを取り上げていく。[3/5ページ]
第3位 エリザベス女王杯
+18.7%(169億0314万8200円→200億7226万6900円)
2025年11月16日に行われたエリザベス女王杯は、4歳のレガレイラが優勝。前年に1番人気を裏切る5着に敗れていたが、1年越しにリベンジを果たした。
2025年は馬券の総売上額が200億7226万6900円を記録。2003年以来、実に22年ぶりに200億円の大台を突破し、前年の約169億円から大幅アップを果たした。
前年から30億円以上の上積みに成功した要因だが、“ライバル”となる重賞レースが当該週に少なかったことが影響したかもしれない。
前年の2024年を振り返ると、エリザベス女王杯と同じ日に、ローカルG3の福島記念が行われていた。また、前日の土曜には武蔵野S、デイリー杯2歳Sに加えて、京都ジャンプSも組まれていた。つまり、障害レースを含めると2日間で5つの重賞が行われた。
一方で、今年は福島記念が翌週にスライド、京都ジャンプSが前週に前倒しで開催されていたため、当該週の重賞は3つだけだった。そのため、馬券を購入するファンはより多くの資金をエリザベス女王杯に配分できたのではないか。
また、2024年はレガレイラがやや抜けた1番人気だったが、2番人気から6番人気の5頭はほぼ横一線。難解な予想を強いられたファンの財布がやや堅くなっていた可能性もありそうだ。実際に2024年の三連単は27万円超えの波乱となっていた。



