
2025年にJRAで行われた平地G1は全24レース。そのうち、前年比で売り上げを減らしたのはホープフルステークスとフェブラリーステークスの2レースのみだった。残る22レースはいずれも売り上げを伸ばしており、今回はその中から特に伸び率の大きかったG1レース上位5つを取り上げていく。[2/5ページ]
第4位 マイルCS
+18.2%(170億9823万5400円→202億1614万7100円)
ジャンタルマンタルが快勝した2025年のマイルCSは、勤労感謝の日の11月23日に行われた。同日は3日間開催の中日でもあり、京都競馬場の入場者数は2024年の約2万8000人から1.5倍増の約4万2000人へ膨れ上がった。
3連休を利用して全国各地から京都へ遠征を敢行したファンも中にはいたのだろう。馬券の売上額は前年の約170億円から2025は約202億円へ18.2%も増加した。
この背景にあったとみられるのが、ファンのジャンタルマンタルに対する信頼感の高さだったのではないか。前年はブレイディヴェーグが1番人気に推されたが、単勝オッズは3.7倍。上位5頭までが10倍を切る混戦模様だった。
一方で2025年のマイルCSはジャンタルマンタルが単勝1.8倍と断然人気を集めた。2~4番人気の3頭も10倍未満で有力視されたが、5番人気のレーベンスティールで19.3倍。
比較的平穏ムードが漂っていたため、ジャンタルマンタルを軸とした馬券を買いやすかった印象だ。
ただ、実際のレースは2着に4番人気のガイアフォースが入ったものの、3着に15番人気の伏兵ウォーターリヒトが忍び込んだ。
この人気順なら三連単が10万馬券でもおかしくなさそうだが、実際の配当額は5万円台。それだけジャンタルマンタルを信頼していたファンが多かったのだろう。



