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有馬記念は『ザ・ロイヤルファミリー』が後押し!? 【2025年JRA・G1売上アップ率トップ5】

text by 中川大河
2025年ヴィクトリアマイルを制した時のアスコリピチェーノ
2025年ヴィクトリアマイルを制した時のアスコリピチェーノ

2025年にJRAで行われた平地G1は全24レース。そのうち、前年比で売り上げを減らしたのはホープフルステークスとフェブラリーステークスの2レースのみだった。残る22レースはいずれも売り上げを伸ばしており、今回はその中から特に伸び率の大きかったG1レース上位5つを取り上げていく。[1/5ページ]

第5位 ヴィクトリアマイル

+13.5%(165億8032万9700円→188億8268万3900円)

 2024年の約165億円から13.5%アップの約188億円を売り上げたのは、2025年5月18日に行われたヴィクトリアマイルだった。

 上半期の女王決定戦に位置付けられる同レースは、昨年が20回目という比較的新しいG1で、毎年、府中の芝1600mを舞台に、古馬牝馬がスピード対決を繰り広げる。

 テンハッピーローズが勝利した2024年の売上額は2020年以来の低水準となったが、これは15頭立てだったこととメンバーがやや手薄だったことも影響したか。

 マスクトディーヴァとナミュールの2強対決と呼ばれたものの、ソングライン、ソダシ、スターズオンアースなどがいた2023年に比べるとメンバー構成はやや地味な印象だった。

 そして迎えた2025年は2023年の2歳女王アスコリピチェーノが主役を務めた。当初はフルゲート18頭立てだったが、レース前日にミアネーロが出走を取り消し。ただ同馬は想定10番人気前後の伏兵だったため、売り上げへの影響は軽微だった。

 結局、大本命のアスコリピチェーノが勝利を収めたが、最後はクイーンズウォーク、シランケド、アルジーヌの4頭がタイム差なしの横一線でゴールする大激戦。レース史上2番目に多い売上額にふさわしい好レースとなった。

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