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【金杯3連単高配当ランキング】大人もお年玉がほしい!年始の夢を振り返る

text by 中西友馬
2010年中山金杯を制した時のアクシオン(黒帽)
2010年中山金杯を制した時のアクシオン(黒帽)

つい先日、有馬記念が終わったばかりだが、金杯はもう目前に迫っている。
昨年の収支はひとまず覆い隠し、心機一転。収支±0円から新たな一年がスタートする。そこで今回は、金杯における3連単高配当ランキングを紹介する。お年玉を「もらう側」から「渡す側」へとなった大人たちが、ビッグなお年玉を手にしたレースを振り返る。[1/5ページ]

第5位:2010年 中山金杯(24万8790円)

 第5位は、2010年の中山金杯。このレースを制したのはアクシオンであり、さぞかし人気がなかったんだろうなと思われるだろうが、なんと単勝3.2倍の1番人気だった。

 この馬は3歳時に1600万下(現3勝クラス)の身で菊花賞5着があったものの、その後1600万下で足踏み。そんな中、屈腱炎を発症して2年3ヶ月の休養を余儀なくされる。

 復帰後は降級制度によって1000万下(現2勝クラス)からとなるも、復帰3戦目でクリア。1600万下も昇級3戦目で突破すると、勢いそのままに鳴尾記念を制覇。さらには明け7歳となった、この中山金杯も勝利して、重賞連勝となったわけである。

 しかし、この配当を引き上げた存在は、もちろんこの馬ではない。それは2,3着のトウショウ軍団2頭。とりわけ3着に入った単勝15番人気のトウショウウェイヴでが大きな穴をあけた。

 この馬はこれまで重賞に5回出走して、【0-0-0-5】。特にここ2戦は2桁着順が続いており、この人気も納得であった。

 しかしこの中山金杯では、「逃げの名手」中舘英二騎手(現調教師)が、これまで後方待機策を取っていたこの馬を先行策に導く形。スタート直後から押して2〜3番手を取りに行くと、勝負どころで一旦下がりながらも直線で盛り返すという、味のある競馬。テン乗りの中舘騎手がこの馬の新味を引き出しての3着好走であった。

 そしてこのレースは、1〜5着までがタイム差なしで、クビ+ハナ+ハナ+ハナという大混戦。少し着順が入れ替われば、さらに大きく跳ねた配当となる可能性も十分にあった。

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