
2026年のJRA重賞は例年通り、金杯から始まる。中山では芝2000mの中山金杯、京都では芝1600mの京都金杯が開催される。競馬界には「一年の計は金杯にあり」という格言があるように、関係者もファンも幸先いいスタートを切りたいところだろう。
そこで今回は現役騎手の中で、過去に金杯を4勝している現役ジョッキー4人と3勝している2人の合計6人をピックアップ。データ面から取捨選択の方法を探ってみた。[4/5ページ]
(※当該騎手が金杯に騎乗しない可能性もあり)
④川田将雅
金杯通算成績【4-0-1-9】
武豊騎手らと並ぶ現役最多の金杯4勝を挙げているのが川田将雅騎手だ。騎乗機会は4人の中で最も少ない14回。つまり勝率28.6%は、4人の中では最高ということになる。
川田騎手は東西金杯で2勝ずつを挙げているが、京都金杯の9戦2勝に対して、中山金杯が5戦2勝とハイアベレージ。中山の2勝は、まだ20代前半の若手だった2008-09年にアドマイヤフジで連覇している。
京都金杯の2勝は、2016年ウインプリメーラと19年のパクスアメリカーナで制した。2020年以降は4着、5着、6着と馬券圏外が継続中だ。
金杯における川田騎手の好走パターンは、「6~7歳」、「先行馬」、「短いレース間隔」である。
金杯自体は、まだ成長が見込める4~5歳馬の勝率が高いが、川田騎手に限ると、4~5歳馬に騎乗時は【1-0-0-3】に留まる。一方、6~7歳馬だと【3-0-1-4】と好走率は大きくアップする。さすがに8歳以上の馬となると【0-0-0-2】に落ち込むが、ベテランホースとの相性がいいことは覚えておきたい。
また、川田騎手は過去14回の金杯騎乗で逃げたことはないが、先行策をとった時は【3-0-0-1】と高い確率で勝利している。一方、差しと追い込み時は【1-0-1-8】と苦戦している。
最後に騎乗馬の前走からのレース間隔を見ると、前年の暮れに出走していた馬を上位に持ってくることが多い。前走から中1~3週の短い間隔だと【4-0-1-3】。逆に中4週以上空いていた馬に騎乗時は【0-0-0-6】と一度も馬券に絡んでいない。
川田騎手の26年スタートは、ブエナオンダとのコンビで京都金杯を予定。5歳の差し馬で、前走から中4週と、データ的にはやや買いづらい1頭となりそうだ。



