2011年に発売が開始され、毎週実施されている「WIN5」。ルールはシンプルで、指定された5つのレースすべてで、1着馬を当てるというものだ。 難易度は高いが、的中した時のリターンは大きく、2025年は現時点で、1億円超が7回出ている、まさに夢馬券。今回はそんなWIN5で、2025年12月14日終了時点の歴代払戻金ランキングを紹介する。[4/10ページ]

【第7位】4億6496万3450円（2024年11月10日）

■7人気→7人気→7人気→16人気→3人気

　WIN5という券種はいかに荒れるところを見定められるかというのがキーポイントでもある。しかし、普通に予想をしているだけではすべてのレースが荒れた場合に対応できない。

　だからこそ、そういう時に億超えの配当が飛び出すのだろう。このエリザベス女王杯の時はまさにそういう形で高額配当が飛び出したといえる日だった。

　この日は1レース目から3レース目まで7番人気が連続して勝利し、的中票数はみるみるうちに減少していった。

　そして4レース目のオーロカップでは、18頭立て15番人気のゴールデンシロップが勝利。3レース目終了時点で974票残っていた票数は、一気に18票まで絞り込まれた。

　とはいえ、16番人気が勝っても18票も残っていることが驚きである。ラストのエリザベス女王杯は3番人気のスタニングローズが制し、的中票数は僅か1票で、払い戻しは4億円超となった。

　当時のSNSでは「まともな予想でこれを当てるのはほぼ不可能」という意見も数多く見られた。

　荒れに対応できるだけの資金力も必要不可欠なのではと思わされると同時に、億という配当は通常の予想で手の届く金額にないということも認識させられる結果であった。