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2025年東スポ杯2歳Sを制した時のパントルナイーフ(橙帽)
2025年東スポ杯2歳Sを制した時のパントルナイーフ(橙帽)

2011年に発売が開始され、毎週実施されている「WIN5」。ルールはシンプルで、指定された5つのレースすべてで、1着馬を当てるというものだ。 難易度は高いが、的中した時のリターンは大きく、2025年は現時点で、1億円超が7回出ている、まさに夢馬券。今回はそんなWIN5で、2025年12月14日終了時点の歴代払戻金ランキングを紹介する。[2/10ページ]

【第9位】4憶3480万7940円(2025年11月24日)

■5人気→7人気→2人気→12人気→3人気

 2025年10月からは、土・日でWIN5の発売がスタート。それに伴い、3連休に休みなく中央競馬が開催される際は、3日連続でWIN5が発売される。

 この週の土曜日は配当が4万6370円、日曜は19万8820円とやや平穏で、どちらの的中票数も1000票以上とかなり多かった。

 この傾向が続くかと思われた3日目だったが、1レース目からいきなり1倍台のアロンズロッドが2着に敗れる波乱に。

 続く2レース目も上位人気の3頭を破って7番人気のノーランサンライズが勝利し、3レース目も1倍台のシャンパンポップを破ってキョウキランブが優勝。

 4レース目の奥羽ステークスも15頭中12番人気のシェットランドが勝利したことにより、最終レースを前にして残り票数は15とかなり少なくなっていた。

 そして、ラストの東京スポーツ杯2歳ステークスも、やや抜けた1番人気だったダノンヒストリーを破って、3番人気のパントルナイーフが勝利。

 的中票数はわずか1票、払い戻し金額は4憶34807万7940円で、歴代10位圏内にランクインした。

 WIN5の対象レースにおいて断然人気クラスの馬が3連敗するということはほとんどない。

 しかもキョウキランブが勝利した晩秋ステークスの1倍台であったシャンパンポップは、1か月前の前走で両者ともに戦い、シャンパンポップがキョウキランブに5馬身の差をつけて勝利していた。

 見事な逆転劇であったと同時に、馬同士の実力差を図るのは難しいと改めて意識させられた。そんなレースが続いたからこそ生まれた高額配当である。

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