【ダート・芝の勝ち鞍比率で選出!ダートに強い厩舎トップ5】チャンピオンズCに砂巧者のトレーナーが集結
大いに盛り上がったジャパンCが終わり、今週末は中京競馬場でダート王を決めるチャンピオンズCが行われる。今年はフルゲート16頭に対して24頭が登録。芝の重賞を勝っているシックスペンスの名前もあるが、やはりメンバーのほとんどがダート路線で実績を残してきた馬たちだ。
そこで、チャンピオンズCに出走予定の16頭を管理するJRA調教師の2020年以降の成績を調査。ダートと芝の勝ち鞍の数を比較し、ダートレースの勝ち鞍が占める割合の多い5つの厩舎をランキング形式で紹介していきたい。[1/5ページ]
第5位 高木登厩舎
■60.1%(ダート92勝、芝61勝)

ウシュバテソーロの活躍が記憶に新しい高木登厩舎が5位にランクイン。今年のチャンピオンズCには同じテソーロ軍団のウィルソンテソーロを出走させる。
高木厩舎といえば、テソーロ軍団の2頭以外にもサウンドトゥルーが2016年のチャンピオンズCを制覇。ホワイトフーガがJBCレディスクラシックを連覇するなど、ダートを主戦場とする所属馬が多い。
ニシノデイジーやスノードラゴンなど芝で活躍した馬もいるが、2020年以降の勝ち鞍を見ても、芝61勝に対して、ダート92勝と圧倒的だ。
同期間の勝率も芝の8.2%に対して、ダートが10.2%と、やはり後者が高くなっている。
チャンピオンズCには先述したサウンドトゥルーが3回、弟のアナザートゥルースが2回出走。2頭合わせて【1-0-2-2】と、高い確率で馬券に絡んでいる。
今年の出走馬、ウィルソンテソーロは過去2年のチャンピオンズCで連続2着に好走しているが、当時は小手川準厩舎の所属。昨年12月にデビュー当初に所属していた高木厩舎に再転厩した。
復帰後は東京大賞典で2着に入るなど、惜しい競馬が続いたが、前々走の南部杯を快勝。前走のJBCクラシックは5着に敗れたが、得意の中京で“三度目の正直”を狙う。



