HOME » コラム » 新馬・未勝利情報 » 【東大流・次世代スター発掘】マクリールに★5 「東京ダ1600m良馬場の2歳戦としてはレモンポップに次ぐ歴代2位の勝ち時計」 » ページ 2

東京大学卒の競馬ライター・鈴木ユウヤが、来年のクラシックを見据えて2歳の有望株を発掘していく連載。今回は11月22~24日に出走した2歳馬のうち、内容がよかった馬、話題になった馬をピックアップ。歴代のタイムやラップとも比較しながら評価する。[2/3ページ]

11月22、23日の2歳戦レビュー評価一覧

2025年11月23日2歳未勝利(東京)/1着リスレジャンデール
2025年11月23日2歳未勝利(東京)/1着リスレジャンデール

◆ジャスティンダラス

11月22日 未勝利 京都ダ1800m 1着
評価:★★★★
騎手:松山弘平
厩舎:栗東・杉山晴紀
父:Gun Runner
母:ピンクサンズ
母の父:Tapit

《短評》
 デビュー戦はパイロマンサー(→もちの木賞勝ち)の後塵を拝したが、3着には7馬身差を付けた2着。2戦目の今回は単勝1.1倍の圧倒的支持を集めた。

 ゲートは若干アオり気味だったが、二の脚でハナへ。そのまま楽な手応えで直線に向き、後続を突き放せはしなかったものの、差も詰めさせず1.1/4馬身差で押し切った。

 勝ち時計1:52.7は同日の古馬1勝クラスを圧勝したヴァンアグレアブルより速いタイム。当コース良馬場の2歳戦としては歴代6位タイの好時計であった。実際、最後まで食い下がれたのは2頭だけで、3着と4着の間は10馬身離れた。

 初ダートで変わり身を見せた2着ブラックコーラル、砂を被らない形で前進した3着メイショウナナシロも近いうちに勝てるだろう。

◆アルトラムス

11月22日 新馬 京都芝1600m 1着
評価:★★★★
騎手:レーン
厩舎:栗東・野中賢二
父:イスラボニータ
母:デジマノハナ
母の父:スクリーンヒーロー

《短評》
 発馬自体はイマイチだったが、鞍上が気合いをつけて中団へ。道中の折り合いはよく、内回り4角の出口で外に出して仕掛けた。そこからの伸びは上々で、3馬身差の快勝となった。

 この日の京都芝は全体的に時計が速かったとはいえ、1:34.4なら新馬戦としてはなかなか速い。ラストは11.7-11.4の加速ラップであり、いい勝ち方だった。クラスが上がっても楽しみだ。

◆リスレジャンデール

11月23日 未勝利・牝 東京芝1800m 1着
評価:★★★★
騎手:戸崎圭太
厩舎:美浦・栗田徹
父:エピファネイア
母:リリーズキャンドル
母の父:Style Vendome

《短評》
 外目の7番手追走で道中は少しだけ行きたがる場面もあったが、抑えれば我慢できて直線へ。ほとんど馬なりのまま先頭に並びかけ、鞍上がゴーサインを出すとあっさり抜け出した。上がり最速で2着に3馬身差をつけた。

 ラストは11.7-11.3の加速ラップで、操縦性の高さも感じさせる好内容の勝利。勝ち時計1:47.2も数字上まずまず優秀だが、この秋の東京開催は総じて時計が速く、同日古馬3勝クラスのマイルでも1:31.9が出たりしている点は差し引く必要がある。

 ★4に留めておくが、フラワーCやフローラSあたりの牝馬中距離路線なら重賞を獲れるかもしれない。

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