HOME » コラム » 新馬・未勝利情報 » 【東大流・次世代スター発掘】アドマイヤクワッズに★5評価 「ラスト11.3-11.2の加速ラップ、前残りの競馬を差し切った高いポテンシャル」 » ページ 2

10月19日の2歳戦レビュー

◆フジガイフウ

10月19日 未勝利 東京芝1600m 1着
評価:★★★★
騎手:菅原明良
厩舎:美浦・岩戸孝樹
父:ミスターメロディ
母:ペロチャン
母の父:サクラプレジデント

《短評》
 好スタートから一度下げてインに潜り込む立ち回り。向正面で引っかかった馬が先団に絡んでいった展開を思えば、控えた判断は正解だった。

 直線は外から軽々と差し切って3馬身半差の完勝となった。勝ち時計1:34.4、ラスト11.4-11.3の加速ラップはどちらも十分な数字。

 前日のアドマイヤクワッズ新馬(1:34.1、ラスト11.3-11.2)と比べてしまうと多少見劣りはするが、こちらもこちらで水準以上の好内容と言っていい。

◆モンサンゴールデン

10月19日 未勝利 新潟ダ1200m 1着
評価:★★★★
騎手:柴田裕一郎
厩舎:栗東・中竹和也
父:シルバーステート
母:ウインアンジェラス
母の父:Bertolini

《短評》
 上に伸びあがるようなスタートだったが、遅れてはおらず二の脚を効かせて2番手へ。4角で手応えが渋くなるも、直線に向くとしっかり加速。逃げ馬をパスしてグングン突き放し、最終的に6馬身の着差をつけた。

 勝ち時計1:11.1は当コースの2歳戦史上3位タイで、重馬場だったことを差し引いても立派。ラストは12.1-11.9の加速ラップでもあった。なかなか能力がありそうだ。

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