HOME » コラム » 5選 » 【100万円超馬券を当てた競馬芸人5選】ヤバすぎて笑えない…?買い方の参考になる“神的中”まとめ » ページ 5

インスタントジョンソン・じゃい
インスタントジョンソン・じゃい

⑤じゃい(インスタントジョンソン)

 最後に紹介するのは、WIN5で高額配当を幾度となく的中させている、インスタントジョンソンのじゃい。

 この方の場合は、ギャンブルで5000万円を貯めてマンションを現金一括購入など、ほかの芸人のように趣味で競馬をしているのとは、一線を画すエピソードが数多く存在している。

 2009年にマンションを購入した後も、高額配当の的中はどんどん加速していき、2012年にはWIN5で3775万2700円を的中。しかし、これもまだ序章に過ぎず、その2年後の2014年には、再びWIN5で4432万9120円を的中。そして2020年には、地方競馬で発売されているトリプル馬単で6410万6465円を的中させている。

 もちろん単体の1レースでも高配当を的中させているのだが、いかんせんWIN5やトリプル馬単のほうが配当が大きくなるため、そちらの紹介ばかりになってしまう。

 そして極めつけが、2022年8月の札幌記念デーのWIN5。じゃいは1頭→3頭→10頭→6頭→7頭の1260点、総額12万6000円を購入。1レース目を1番人気1点で突破すると、2レース目は3点ながら単勝7番人気を拾って突破。

 このWIN5の鍵を握ったのが、10点まで広げた3レース目の北九州記念。ここで単勝16番人気のボンボヤージが勝利し、10点でしっかり突破。残り2レースは5番人気と3番人気が勝利し、見事に的中を果たした。残った票数は5票で、払い戻しは9370万6710円。12万6000円投資で1億円弱の払い戻しを獲得した。

 分かっていても当たるものではないが、やはりWIN5で大切なのは、堅いレースと荒れるレースの見極め。全てのレースを均等に広げていってしまうと、どうしても目数ばかりが増えていってしまう。

 1点を2点に増やすと買い目は2倍になるが、10点を11点に増やすのは1.1倍にしかならない。10点の中でボンボヤージを拾えることももちろん大事だが、1260点の目数を買っていても、1レース目を1点に絞れていることが大きいと感じた。

 じゃいはギャンブル論に関する本を何冊も出版しており、気になる方はぜひ読んでみると、考え方が変わるかもしれない。

 このように、競馬好き芸人の中には、高額払い戻しをゲットしている方が多数存在する。もちろん賭ける金額が大きいという部分はあるかもしれないが、番組や配信では少額での予想を発表している方もいる。自己責任で予想に乗っかってみるのも、競馬の楽しみ方のひとつとして面白いかもしれない。

【了】

(文●中西友馬)

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