HOME » コラム » 5選 » 【100万円超馬券を当てた競馬芸人5選】ヤバすぎて笑えない…?買い方の参考になる“神的中”まとめ

【100万円超馬券を当てた競馬芸人5選】ヤバすぎて笑えない…?買い方の参考になる“神的中”まとめ

text by 中西友馬

競馬ファンなら一度は夢見る「100万円超えの払い戻し」。単なる運だけで届く世界ではなく、展開予想や買い目、そして勝負勘が噛み合って到達できる。芸人たちの予想は、お笑いの一部として見られがちだが、その中にはプロ顔負けの的中劇がある。今回は、そんな競馬芸人から5人を選出。それぞれの当て方に注目し紹介していく。

キャプテン渡辺
キャプテン渡辺

①キャプテン渡辺

 最初に紹介するのは、毎週土曜日にテレビ東京などで放送している『ウイニング競馬』に出演されている、キャプテン渡辺。競馬ファンの中では、かなり知名度の高い芸人である。現在のように“競馬芸人”としての地位を確立する以前、R-1グランプリ決勝のネタの中で「これから競馬関連の仕事がくる!」と自ら予言したことも印象的である。

 そんなキャプテンが高額配当を的中させたレースは数多くあるが、代表的なものをいくつか挙げると、まずは2022年の札幌記念。このレースを勝利したのは、3番人気(単勝オッズ4.6倍)のジャックドール。2着に2番人気(単勝オッズ3.3倍)のパンサラッサ、3着に5番人気(単勝オッズ13.6倍)のウインマリリンが続き、3連単の配当は1万5210円であった。

 たしかに万馬券ではあるものの、一見すると高額配当ではないようにも思える。しかし、本当にすごいのがキャプテンの買い目。3連単の1着をジャックドールに固定し、2,3着をパンサラッサとウインマリリンの折り返しで2点のみ。総額1万2000円投資のうち、的中した買い目に7000円入れていた。結果的に、1万2000円→106万4700円という、高額払戻となった。

 G1で言うと、2023年の菊花賞。4番人気(単勝オッズ7.3倍)のドゥレッツァを本命にして、単勝・馬連・3連複・3連単を購入。結果はドゥレッツァが快勝し、単勝・3連複・3連単が的中。総額2万5000円の投資で、合計73万4000円の払い戻しとなった。

 ここまで紹介した2つのレースは、ともに日曜日に行われたもの。放送のある土曜日にビシッと当てたのが、2023年のオーシャンS。2番人気(単勝オッズ4.4倍)のヴェントヴォーチェを本命にし、相手には5番人気(単勝オッズ7.5倍)のエイシンスポッターと、15番人気(単勝オッズ154.7倍)のディヴィナシオンを指名した。

 結果はヴェントヴォーチェが快勝し、2着にディヴィナシオン、3着にエイシンスポッターが入るパーフェクト的中。ヴェントヴォーチェの単勝1万円と、相手2頭への馬連・ワイドを3000円ずつ買っており、2万2000円投資で、合計149万3900円の払い戻しとなった。

 キャプテンのすごさは、買い目を極限まで絞っているところ。ハズレの目を減らすことで、的中したときの爆発力に繋げている。買い目の数が少ないため、金額を調整すれば視聴者も乗りやすい予想となっており、非常に参考になる予想である。

1 2 3 4 5