第4位 ブラックホーク(6億5267万円)
性別:牡馬
戦績:28戦9勝【9-8-6-5】
主な勝ち鞍:安田記念(2001年)
第4位にランクインしたのは、金子オーナーに初めてのG1勝利をプレゼントしたブラックホーク。
1994年生まれと、今回ランクインした10頭の中で一番古い時期に現役時代を過ごした馬である。レースごとの賞金は年を経るにつれて増額しているため、一般的には現在に近い馬のほうが上位にランクインしやすい。その中で4位にランクインしているという結果は、この馬がいかに活躍を果たしたかを表している。
芝の短距離〜マイル戦線で活躍を果たし、G1・2勝を含む重賞5勝。その実績もさることながら、重賞での2着が6回、3着が5回というのも、賞金の上積みに大きく貢献している。
結果的に引退レースとなった7歳(現6歳)の安田記念では、道中後方待機策から上がり最速タイの末脚で差し切って勝利した。
引退理由こそ骨膜炎によるものであったが、オープンクラスに上がってからは怪我や長い休養もなく、コンスタントにレースに出走。【9-8-6-5】という戦績が示すように、追い込み脚質ながら末脚不発が少なく、大敗はあまりなかった。
芝中長距離と比較して、レースごとの賞金はあまり高くない芝短距離〜マイル路線。その中でも、コツコツと賞金を積み重ねての4位であった。