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GⅢ シリウスステークスの傾向【過去の結果 -1997年以降 】

1997年に創設されたシリウスステークスは、当初12月に阪神競馬場のダート1400mで行われていた。その後、開催時期や距離の変更を経て、現在は阪神・ダート2000mに定着している。GIチャンピオンズカップなど大舞台へ向けた重要なステップレースとされ、オメガパフュームをはじめ、後にGIを制する馬を数多く輩出してきた。

2001年シリウスSを制した時のブロードアピール
2001年シリウスSを制した時のブロードアピール

■過去10年間のデータ

◯1番人気の成績

勝率:30%
連対率:50%
複勝率:50%

◯三連単の配当傾向

平均値:102,180円
中央値:44,800円
最高値:468,950円(2017年)
最低値:5,380円(2016年)

◯性別成績

牡・セン馬:1着10回/2着9回/3着10回(計29回)
牝馬:1着0回/2着1回/3着0回(計1回)

■傾向分析

過去10年のデータでは、1番人気の勝率は30%、複勝率は50%と、信頼度は平均だといえる。また、過去10年では1番人気は一度も3着には入っていない。

三連単は平均で10万円以上であるが、中央値は44,800円と、決して荒れやすい傾向だとはいえない。過去10年で、10万円以上の配当となったのは3回(2017年、2019年、2024年)。

性別の成績では、牝馬の好走は過去10年で一度しかない。しかし、牝馬の出走頭数が過去10年で5頭と、そもそも牝馬で出走する馬が少ない。

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