第2位 ジャガーメイル(5億3,244万5,900円)
性別:牡馬
戦績:34戦6勝 [6-6-2-20]
主な勝ち鞍:10年天皇賞・春(G1)
3歳未勝利戦もたけなわの9月にVデビューを果たしたジャガーメイルが、天皇賞(春)を勝ち、香港ヴァーズ2着などで賞金5億3000万円強を稼ぎ出してトップ2にランク入りした。
4戦2勝で1530万円を手にした3歳のデビュー年となり、翌年の4歳時は、条件クラスを3連勝で突破後、アルゼンチン共和国杯で2着に好走。香港ヴァーズでは3着に健闘し、6戦3勝で約9600万円を稼いだ。
5歳時は、G2以上のレースを5戦して未勝利だったものの、すべて5着以上を確保。5200万円超を加えて迎えた6歳時、ジャガーメイルにとって待ち焦がれた瞬間が訪れる。
京都記念でブエナビスタの2着に好走して臨んだ天皇賞(春)で、上がり3ハロン33秒7の末脚を発揮して前年覇者のマイネルキッツを退けG1初制覇。優勝賞金1億3600万円ほどを手にした。秋にもジャパンC、香港ヴァーズでともに4着に入り、この年は2億円以上の賞金加算に成功する。
7歳時は3着に激走したジャパンC含む4戦未勝利ながら7329万円をゲット。8歳時は天皇賞(春)で4着。4度目の挑戦となった香港ヴァーズでタイム差なしの2着に食い込むと、以降もダイヤモンドSで58.5kgのトップハンデながら2着に好走し、計7600万円超を加算した。
10歳時に5度目の挑戦となった天皇賞(春)で16着に敗れ、そのまま現役生活にピリオドを打った。種牡馬入りには至らなかったが、ノーザンホースパークで乗用馬となり、長らくアイドルホースとして人気を博した。