9位 グレイスフルリープ (3億7,389万3100円)
性別:牡馬
戦績:44戦12勝[ 12-8-3-21 ]
主な勝ち鞍:18年JBCスプリント(Jpn1)
ダート短距離戦を中心に活躍して、韓国での勝利や8歳でJBCスプリントを制した遅咲きのグレイスフルリープが、第9位にランク入りした。
2012年にデビューしたグレイスフルリープは2戦目で初勝利を挙げると、2勝目まで4戦を要す。初の芝挑戦を挟み、ダートに戻った条件戦で3勝目をマークする。しかし、その後は勝ち切れないレースが続いた。明け4歳となって2戦は惜敗が続いていたが、3戦目に約9か月振りの勝利を挙げてオープン入りする。
だが、その後は入着するも勝ち星に恵まれず、12月にようやく5勝目を挙げる。5歳時はオープン戦で2着、8着と勝ち切れなかったが、休養を挟んで挑んだオープン戦は9番人気の低評価ながら勝利を収める。5歳を終えてここまで26戦6勝で、約1.4億円の賞金を獲得した。
6歳から7歳までのグレイスフルリープは3月のオープン戦で快勝する。初の交流重賞に挑んだサマーチャンピオンでは、好スタートからハナを奪いマイペースで逃げると、直線では後続の追撃を振り切って、重賞初制覇を挙げ約2100万円を獲得する。しかし、その後は惜敗が続いた。7歳時には韓国に遠征し、コリアスプリントで勝利を挙げ約3800万円を獲得し、帰国後には兵庫GTで勝利を収め、この年を終える。
8歳では東京スプリントを逃げ切って勝利。JBCスプリントでは、好位追走から脚を伸ばすと、最後は逃げ粘るマテラスカイをクビ差、捕えて、G1級競走初制覇を飾ったグレイスフルリープは、翌年の引退までに総額3億7,389万円を獲得した。