4位 ストレイトガール(5億7,036万9,900円)
性別:牝馬
戦績:31戦11勝 [11-4-3-13]
主な勝ち鞍:15年スプリンターズS(G1)、15,16年ヴィクトリアマイル(G1)
トップ10内の4頭目の牝馬で、G1を3勝したストレイトガールが6億円に迫ろうかという賞金獲得を果たし、4位にランクインした。晩成型ともいえる成長曲線を描き、2歳から7歳まで1200mから1600mまでの距離をタフに31戦走ったのがストレイトガールの凄さ。デビュー当初の2歳時は5戦1勝、3歳時も条件クラスにくすぶる中、6戦1勝で計2200万円弱の賞金獲得だったが、4歳時に眠っていた素質が目を覚ます。
6月の北海道開催で復帰したストレイトガールは、2戦目を順当に勝利すると、オープンのUHB賞まで4連続でぶっこ抜いて合計6370万円余りを手にする。重賞初挑戦となったキーンランドCで2着に敗れるも1500万円を加算。この年は7戦5勝、2着2回という成績で約1億円を稼ぎ出した。また、快進撃のきっかけとなったレースはすべて函館競馬場でのもので、当地成績は生涯で通算9戦5勝、2着2回で連対率は77.78%という驚異的な数字を残している。
5歳時はシルクロードS(G3)で重賞初制覇を遂げたほか、スプリンターズSで2着に好走するなどG1で2着1回、3着3回と躍進をみせ、1億2578万円を賞金加算した。そして6歳を迎えたストレイトガールは、今も歴代1位を誇るJRA・G1における3連単2070万5810円という高額配当となったヴィクトリアマイルでG1初制覇を飾ると、秋にもスプリンターズSを勝ち、5戦2勝で2億円超をゲット。
ラストイヤーとなった7歳時にも、最終戦となったヴィクトリアマイルを7番人気の低評価ながら2馬身半差をつける圧勝で連覇を達成。引退の花道を飾り、優勝賞金9682万円を手土産に繁殖入りした。