7位 エーシンホワイティ (2億8,027万2000円)
性別:牡馬
戦績:45戦11勝[ 11-9-2-23 ]
主な勝ち鞍:10年ファルコンS (G3)、14年新潟ジャンプS (J・G3)
平地での全5勝が1200m戦と、スプリント路線で重賞勝ちをするなど活躍。晩年には障害に挑戦して、障害重賞のタイトルを手にしたエーシンホワイティが、第7位にランク入りした。
デビュー当初から短距離路線を歩んできたエーシンホワイティ。2戦目に2歳コースレコードで初勝利を挙げると、5戦目の条件戦でも、2歳コースレコードをマークする。3歳では、当時1200m戦で行われていたファルコンSで、後方待機から直線で差し切り重賞初制覇を飾り、約3900万円を加算させた。このまま順調にいくかと思われたがその後、骨折して長期休養を余儀なくされた。10か月ぶりとなった4歳での復帰戦のオーシャンSは12着に終わり、その後も勝てないレースが続いた。降級して迎えた2戦目。直線入り口で先頭に並ぶと、最後は突き放し勝利。オープンに返り咲く。5歳初戦のオープン戦では、上がり最速33秒1の鋭い伸び脚で5勝目を挙げる。だが、その後の11戦では勝利を挙げられず、戦績31戦5勝、1.4億円超の獲得賞金を稼ぎ、障害に転向した。
7歳で迎えた障害転向後、3戦目で初勝利を飾ると、続くオープンも制して連勝を飾った。勢いそのままに重賞挑戦となった新潟ジャンプSでは、3コーナーで先頭に立つと、直線でも脚は止まらずに、そのまま独走。後続に10馬身差をつける圧勝で、平地・障害の重賞制覇を成し遂げた。
8歳になったエーシンホワイティ。始動戦で障害5勝目を飾ると、3か月後のオープン戦では2着に5馬身差のレコードタイムで、3連勝を飾った。次走で連続連対記録が9でストップしたが、結局9歳まで現役を続けた。障害では14戦6勝 、2着4回の戦績を残し、平地と合わせて総額2億8,027万円を獲得した。