1位 サウンドトゥルー(7億6,002万8,000円)
性別:セン馬
戦績:68戦13勝 [13-11-19-25]
主な勝ち鞍:15年東京大賞典(G1)、16年チャンピオンズC(G1)
2位のノボジャックに3億円近くもの差をつけて断トツのトップに輝いたのは、JRA時代にG1を2勝、地方競馬に移籍後も11歳までタフに走り続けたサウンドトゥルーだった。
2歳10月にデビューし、2戦目で初勝利を挙げたサウンドトゥルー。その後も51戦すべてをダートで戦い、5歳時の2015年に日本テレビ盃で重賞初制覇。同年の東京大賞典も制し、この年は中央&地方あわせて2億3000万円超を獲得した。6歳時にはチャンピオンズCを制したのみだったが、東京大賞典2着、帝王賞と川崎記念、JBCクラシックでいずれも3着に入り、約1億7000万円の賞金を手にし、JRA最優秀ダート馬の称号も得た。
7歳となった17年にもJBCクラシックを制すなど1億4500万円強を加算し、18年11月のJBCクラシックを最後に、船橋競馬へと移籍した。
その後も19年、20年と大井の金盃を連覇し、東京記念も勝利。長距離重賞3勝を挙げ、ダイオライト記念(Jpn2)でも3着に好走するなど1億円以上の賞金を得る活躍を続けた。
25年6月15日現在は岡田スタッドで功労馬として余生を過ごしているが、G1級3勝のほか、2着4回、3着5回と好成績を収め、4億4000万円近くを稼ぎ出した競走時代の栄光は色あせることはない。
【了】
(文●TOM)