G I スプリンターズステークスの傾向【過去の結果 -1990年以降 】
text by 競馬チャンネル編集部
1967年、3歳以上・ハンデ競走として創設されたスプリンターズS(中山競馬場・芝1200m)。1984年のグレード制導入時にGⅢに格付け、1990年にはGⅠに昇格した。また、2000年に開催時期が変更され、現在では秋競馬最初のGⅠレースとして定着している。国内外のスピード自慢たちが集う、大注目の一戦である。
■過去10年間のデータ
◯1番人気の成績
勝率:40%
連対率:40%
複勝率:60%
◯三連単の配当傾向
平均値:138,009円
中央値:72,390円
最高値:468,950円(2022年)
最低値:6,080円(2019年)
◯前走別成績
GⅠ:1着3回/2着3回/1回(計7回)
GII・GIII:1着7回/2着7回/7回(計21回)
それ以外:1着0回/2着0回/2回(計2回)
■傾向分析
過去10年のデータでは、1番人気の勝率は40%、複勝率は40%で、1番人気は一度も2着がない。3着内率は60%と信頼度はやや高いといえる。
三連単は平均が138,009円、中央値は72,390円と波乱含みの傾向である。過去10年では二極化しており、3万円台以下が5回あったのに対し、10万円以上の配当も5回となっている。
前走別成績では、出走馬数を考慮するとGⅠ組が最も好走率が高い。2024年に優勝したルガル(9番人気)も高松宮記念からの直行だった。
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