【日本ダービー】東京芝2400mは、ルメール様を信奉する者にとって“聖地”と呼ぶに値する舞台

ルメール様東京芝2400mの人気別成績

では、ここでルメール様の東京2400mの人気別成績を見てみよう。

まずこれを見て驚くのが、7番人気以下になったことが1回もないこと。100回以上騎乗して、この数字はいかに民にとってルメール様の東京2400mが信頼されているかの証だろう。

そしてショウヘイは想定6番人気であるが、これも過去わずか1回しかない。こんな人気で買えるのは5年に1回のチャンスなのだ。信者なら突っ込んでしかるべしである。

※前回6番人気で結果を出せていないことは気にしてはいけない。都合の悪い真実からは目を逸らすというのは、宗教を信じるうえで最も大事なことである。他にもCコースでの成績があんまり良くないとか、色んなマイナスデータを握りつぶしたが、信者として当然の振る舞いである。

そういうわけで、今回のショウヘイは神から与えられた千載一遇のチャンスであるが、異端の人間どもは今回のショウヘイが継続騎乗ではなく、乗り替わりであることを信頼できない理由として述べているのをYouTubeなどで散見した。

本当に信仰心の薄い可哀そうな奴らであるが、彼らの救済のためにデータを出しておこう。

前走騎手	着別度数	勝率	連対率	複勝率	単勝回収値	複勝回収値
◆同騎手	20-10-2-14/46	43.5%	65.2%	69.6%	106	88
◆乗替り	23-11-5-18/57	40.4%	59.6%	68.4%	133	101

ルメール様が同じ馬に続けて騎乗したケース（継続騎乗）は【20-10-2-14/46】、勝率43.5％、単勝回収値106とあほみたいに優秀だ。

だが、乗り替わり時の成績も悪くない。【23-11-5-18/57】で勝率40.4％とわずかに数字は落ちるものの、回収率は単勝133、複勝101と跳ね上がる。

新たな馬の背に跨がった瞬間、ルメール様が“救世主モード”を解放する――そんな構図が浮かび上がるのである。

つまり今回のルメール様は期待値の塊のような存在なのである。

民はここに賭けるしかない。

今回のショウヘイは1枠2番。一昨年のスキルヴィングと同じ馬番である。これは運命。きっと最後の直線、スキルヴィングがルメール様を後押ししてくれるはずだ。

ルメール信者は馬券を握りしめ、ターフビジョンの向こうにある奇跡の物語を目撃しよう。

では、皆様Good Luck。

【了】

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