③クールフラン
父 | Frankel | |
母 | クールサンバ | |
生年月日 | 2023年3月6日 | |
性別 | 牝馬 | |
毛色 | 黒鹿毛 | |
調教師 | 【栗東】池添学 |
母は重馬場の仏1000ギニーを13頭立て10番人気で制し、仏オークスにも有力馬の1頭として出走したクールサンバ。彼女にあてがわれた父・Frankelとの間に誕生したのがクールフランである。
血統表にはNorthern DancerやDanzigのクロスの他にSadler‘s Wellsの3×5が内包されており、欧州血統が厚めに入り込んでいる。祖母や曾祖母なども仏国や英国などの重めの馬場を中心に走っているだけに、北海道の洋芝や、重い馬場への適応力が楽しみな1頭である。
こうなると高速化している日本の軽めの芝への適応力が気になるところだが、クラブのコメントでは「バネの利いた身のこなしをしており、放牧地で他馬を置き去りにするスピードは一級品です」とのこと。軽い馬場でも問題なく自身の瞬発力を披露してくれるのではないだろうか。
父のFrankelはすでに日本で活躍馬を何頭も送り出しており、代表産駒にはG1・2勝を挙げたソウルスターリングなどが挙げられる。クラブからも早期デビューは可能と見られており、仕上がりは早そうだ。
「ゆくゆくは世界を目指してほしい」とのコメントがクラブから打ち出されている同馬。両親がG1を制した舞台に、いつの日か彼女が「凱旋」する日は果たして訪れるだろうか。