5位 テレグノシス(4億5,376万2,700円)
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性別:牡馬
戦績:37戦5勝 [5-5-6-21]
主な勝ち鞍:02年NHKマイルC(G1)
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当時デビュー6年目、新進気鋭の若手騎手だった勝浦正樹に初G1タイトルをプレゼントした名マイラーのテレグノシスがトップ5に名を連ねた。
2歳から7歳まで息長く走り、生涯37戦で4億5000万円超を獲得。本馬自身、最初で最後のG1制覇となったNHKマイルCを制すなど7戦を走り、約1億5337万円を稼いだ3歳時が印象的だ。この年は日本ダービーにも出走し、秋は富士SからマイルCSに挑戦するもいずれも4着だった。
4歳時はG2の京王杯SCを制し6000万円ほどの賞金を加算後、安田記念では7着に敗れるも、夏にはマイルの王道路線を目指し、果敢に欧州遠征を敢行。ジャック・ル・マロワ賞で3着に入り、ムーラン・ド・ロンシャン賞(13着)に出走。帰国後、マイルCS(14着)を挟み、年末には香港マイルに挑み7着。海外での合計714万3700円の賞金を稼いだ。
5歳時は、京王杯SC、安田記念と連続2着に好走。秋は毎日王冠で重賞3勝目を挙げたほか、マイルCSで3着に健闘するなど6戦を走り、1億5282万円を獲得した。
6歳時のテレグノシスは、春に京王杯SCで3着、秋は毎日王冠で2着するなど6戦を消化し、賞金4154万円を獲得。ラストイヤーとなった7歳時は関屋記念で3着に好走した。さらに、4年連続で出走した京王杯SCでも鋭く追い込み3着に入り、同レース4戦1勝、2着1回、3着2回と抜群の相性を示した。
同年は2934万円を稼いだ末、マイルCS(11着)を最後に競走生活にピリオドを打った。