4位 コントレイル(206頭)
史上初となる父子での無敗の三冠馬となったほか、G1のジャパンCとホープフルSを制したコントレイルが、4位に入った。
コントレイルの父は、名種牡馬として一時代を築いたディープインパクト。母の父はMr. Prospector系のUnbridled’s Songで、母系自体は米国色が強い血統構成となっている。
2022年に種付け料1200万円で種牡馬生活をスタートさせたコントレイルは、同額だった供用2年目で自身はじめて「200」の大台に乗せる212回の種付けを敢行。3年目を迎えた24年の価格設定は1500万円に増額されたが、大台をキープする206頭に種付けを行った。ちなみに25年度の種付け価格は1800万円に上昇している。
24年度の交配相手となったのは、秋華賞とナッソーSを勝って日英G1馬となったディアドラや、仏G1のジャンロマネ賞を制したほかジャパンCに2度参戦し5、6着に健闘したグランドグローリー、オペラ賞を含む海外G1・2勝のルジールなどのG1馬が顔を揃える。
そのほかにも、阪神C含む重賞3勝のダイアナヘイロー、ローズSと愛知杯の覇者アートハウス、スワンSなど重賞2勝のアルビアーノ、京成杯AHを当時の世界レコードで制したトロワゼトワルら重賞ホースが多数、いずれも良血の花嫁たちとなっている。
初年度産駒は今年2歳になっており、JRAにおいては、早ければ夏頃から若駒たちの勇姿が競馬場でみられることになるだろう。