7位 ロードカナロア(1.51)
日本を代表する種牡馬の1頭。クラシックディスタンスを中心に活躍したアーモンドアイを筆頭に、ダートのサウジCを勝ったパンサラッサや、短距離G1の高松宮記念を勝利したファストフォースなど、活躍馬の路線は多岐に渡っている。
産駒の勝ち上がりが集中するのは秋以降なことが多く、特に東京、京都での活躍が目立つ。また、着外に敗れた後の巻き返しが多い古馬とは違い、2歳のうちは一度大敗するとなかなか調子を取り戻しづらい血統でもある。近走の成績には十分注目しておきたい。
現代競馬の馬場にしっかり適応するタイプで、産駒は高速決着に強い馬が多い。そのため、夏の開催では洋芝の北海道より、時計の出やすい新潟での好走が見受けられる。
ダートの方にも目を向けると、母数は少ないものの安定していることがわかる。ただ、芝ダートどちらも、本格的に走り出してくる産駒が多いのはやはり秋以降と考えていいだろう。