8位 エピファネイア(1.46)
名牝シーザリオの息子にして、デアリングタクトやエフフォーリアなど、多くの活躍馬を送り込んだ名種牡馬。2025年の3歳世代にもジョバンニを筆頭としたクラシックタイトルを狙える素質馬がスタンバイしている。
産駒の仕上がりは早く、新馬戦から好走する馬を数多く送り出している。2024年の6月は2歳戦の複勝率が4割を超え、7月から9月までは複勝率5割以上をキープしていた。
勝率も7月は3割を超えており、安定して走る馬をコンスタントに輩出している種牡馬といえるだろう。また、芝に比べてダートの活躍は少ないが、中距離での勝利が多いところはチェックしておきたい。
さらに、デアリングタクトの牝馬三冠やエフフォーリアの3歳での天皇賞(秋)制覇があるように、大舞台にはめっぽう強い血統。2025年もすでにダノンデサイルがドバイシーマクラシックを制覇しており、ここぞという場面で大きな力を出すのがこの血統の特徴でもある。ゆえに東京や中山などでG1が行われる際には、かなりの信頼感がある。
ただ、唯一京都のみ2歳戦の勝率が1割を下回っているため、京都2歳Sやデイリー杯2歳Sでは気に留めておきたいデータだ。