
④サートゥルナーリア
2019年、サートゥルナーリアは無敗で皐月賞を制し、グレード制導入後では初めて、クラシック初戦となる皐月賞を前哨戦を挟まずに直行で勝利するという快挙を成し遂げた。デビュー前から父ロードカナロア、母シーザリオという超良血馬として期待されていたサートゥルナーリアは、その期待通りにデビュー戦、続くオープン戦を快勝すると、3戦目のホープフルSでは、1度もステッキを使わず持ったまま楽に抜け出し、G1制覇を果たした。
クラシックシーズンを迎えると、サートゥルナーリアは異例のローテーションで皐月賞に挑んだ。当時は一般的ではなかった、前哨戦を挟まずに、皐月賞に直行したのだ。当時はまだ一般的ではなかったこの挑戦だったが、1番人気に支持されての出走となった。
レースでは、好スタートを決めて6、7番手に位置した。4コーナーあたりで、前を行くヴェロックスに並びかけ、直線を迎えた。2頭にダノンキングリーも加わり、3頭の激しい叩き合いとなる。そのままゴールまで競り合った末、サートゥルナーリアがわずかアタマ差で先着し、優勝を飾った。
この勝利により、サートゥルナーリアは2005年のディープインパクト以来となる無敗での皐月賞制覇を果たすと同時に、ステップレースを使わずに皐月賞を勝利した初めての馬となった。